「能登半島地震」から学ぶべきこと。第四弾『被災後に大切なこと』
☝災害時で辛いのは「断水」が長引くことです。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで』『納得して』
そして、なにより
『楽しんで』の家づくりを
お届けしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
鴻巣市 H邸 客間(2012年竣工)
そんな蓮見工務店に
興味を持っていただいたあなたに
家づくりのこと
蓮見工務店のこと
そして、わたしのことを
少しでも知ってもらうために
365日、毎日書いているブログの
今日が493回目です。
今日2月22日は
『猫の日』だそうです。
猫の鳴き声の「ニャン」になぞらえ
「ニ(2)ャンニ(2)ャンニ(2)ャン」
の語呂合わせで、
ペットフード工業会によって
記念日に制定されました。
そうすると
1月11日は『犬の日』
だったのでしょうかね?
もう過ぎてしまったので
調べてませんが。
我が家の「こっとん君」に
なにかご馳走をしてあげれば
良かったかな。
さて、今日は木曜日です。
今月は毎週木曜日に
「能登半島地震から学ぶべきこと」
について
このブログでお伝えしてきました。
その第四弾として
地震発生後50日を過ぎた
被災地の現状を踏まえ
大災害の後に何が起こり
どんな問題が発生するのか?
それに対処するには
どんな準備が必要になり
私たちのような工務店は
どんな体制を整えるべきか?
そういったことにフォーカスして
お伝えしたいと思います。
被災地の能登エリアで営業されている
いくつかの工務店さんからの
聞き取りによって分かってきた
リアルな「困った」「助かった」です。
毎回こうした大災害で
ご苦労されるのが
ライフラインがとまることです。
その中でも特に「給水」が
滞ることです。
一週間程度は備蓄できたとしても
この規模の災害となると
断水は1ヶ月以上に及ぶこともあり
個人での対応は難しそうです。
水不足は、衛生面にも
大きな影響を及ぼしますので
感染症のリスクが高まります。
手洗いの代わりの
消毒用アルコールの備蓄も
有効だそうです。
それから、日々の連絡は
LINEが使い勝手が良いようで
普段から、頻繁に連絡する
ご家族や知り合いばかりでなく
工務店とお客様が
LINEグループでつながっていると
被害状況を画像や動画で
手軽に伝えられますし
応急処置のやり取りなど
必要な連絡がし易いとのことです。
あと、備蓄しておくものに
ブルーシートと土嚢袋を
加えていただきたい。
工務店でも、それなりの数量は
確保していると思いますが
自前でブルーシートを5~10枚
土嚢袋を10袋程度用意してあれば
差し当たっての応急処置には
かなり役立つと思います。
最後に、地震保険について。
災害時の保険の適用範囲も
確認しておくべき重要事項です。
地震保険の保険金がおりる条件が
かなり厳しいという状況が
報告されています。
今回発生した液状化によって
住まいが傾いてしまった場合でも
その傾きがかなり大きくないと
半壊にも該当せず
自己負担で再建せざるを得ない
という被災者が多数いらっしゃる
とのことです。
被災地の工務店さんたちは
ご自分達も被災者でありながら
お客様の窮状を救うために
休みもなく、頑張っておられていて
本当に頭がさがります。
『転ばぬ先の杖』ではありませんが
明日は我が身と思い
しっかりと準備したいですね。
今日は、
‟「能登半島地震」から学ぶべきこと。第四弾『被災後に大切なこと』”
というテーマで
大きな災害に対し
我々ひとり一人が出来ること
についてのお話でした。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
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代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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