【ファーストペンギンになろう!】エスカレーターのどちら側に乗りますか?

エスカレーターではどちら側に立ちますか?

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

久喜市 Y邸 玄関ホール(2016年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が598回目です。

 

 

6月も後半戦ですね。

梅雨入りが、例年よりも

10日以上遅れそうです。

 

なので、今日もとても暑く

しかも、わが家のLDKのエアコンが不調で

扇風機で涼を取っています。

 

エアコンに慣れた身体では

今日くらい暑くなると厳しいですね。

 

明日、早速電気屋さんに

連絡してみましょう。

 

 

さて、先月末から今月上旬にかけて

出張が多かったです。

 

大阪と広島に伺ったのですが

その際に気になったのが

駅のエスカレーターの使い方。

 

 

広島は首都圏と一緒で

止まって乗る方は左に寄り

歩く方用に右を空ける

というのがマナーのようです。

 

大阪はその逆で

左側を歩く方の為に空けてました。

 

そこで、チョット調べてみると

知らなかったことが分かりました。

 

ご存じないと、危険だったりするので

ご紹介しようと思います。

 

 

まず、そもそも

エスカレーターを歩いて移動するのは

危険を伴う行為だということ。

 

小さなお子様連れの方は

手を繋いで横に並んで乗れませんし

 

目の不自由な方にとっては

横を歩く方のバッグや肩がぶつかったりして

かなり怖い思いをされているそう。

 

 

実際に、盲導犬が蹴られたり

お子さんの後ろで、舌打ちされたり

 

高齢者がぶつかって転倒したり

妊婦さんが転んだりといった

事故も発生していることが報告さえれています。

 

 

 

こうした状況から、

2021年に地元の埼玉県が全国で初めて

エスカレーターでの立ち止まっての利用を

義務付ける条例を施行したそうです。

 

また、23年には名古屋市でも

同様の条例が施行されていて

今後、全国に広まるのではないかと

思われます。

 

 

ただ、埼玉県の場合は

当初は告知活動も盛んだったので

それなりの成果が見られたものの

現在は、施行前の状況に

戻ってしまっているようです。

 

一方、名古屋ではそれなりの効果が

見られるとのこと。

 

 

この二つの自治体での違いが

なぜ起きたかについては

まだ、明確な分析は出来ていないそうですが

専門家の推測が紹介されていました。

 

 

一つは、告知の仕方。

 

埼玉県の場合は

《立ち止まろう》と打ち出した。

 

 

一方、名古屋市は

《左右両方に乗ろう》と発信しました。

 

要するに、ただ禁止するのではダメで

「こうすればいい」という具体的な提案まで

セットで発信することで効果が出ている

ということ。

 

 

 

もう一つは、名古屋の特殊な地域性。

 

先程お話した通り、同じ片側空けでも

エリアによって様相が異なります。

 

関東などでは右側を空け、

関西では左側を空けるのが一般的です。

 

名古屋も右側空けが主流のようですが

条例施行前の調査では

左側を空ける人も混在していたようです。

 

名古屋の人は明確にどちら側を空ける

という習慣が無いので、

前の人が止まると歩けないから、立ち止まる。

 

そうなっても、イライラせずに

普通にしているのです。

 

 

わたしたちは、エスカレーターでは

片側を歩いて移動するのは

ある種の権利、みたいな感覚があって

 

それを妨げる行為は

周りに迷惑をかけているもの

と思っている方が多いのではないかと思います。

 

 

でもそれは、実は危険を伴う行為で

場合によっては取り返しのつかないような

事故に直結するものだという視点を

持つべきなのでした。

 

このことを知った以上

これからは、エスカレーターでの歩行を止める

『ファーストペンギン』になろうと思います。

 

 

ファーストペンギンとは

集団で行動するペンギンの群れから

天敵がいるかもしれない海へ最初に飛び込む

勇敢なペンギンのこと。

 

一羽が意を決して飛び込むと、後続も動く。

エスカレーターでも、勇気を持って右側に立とう!

 

そうすればみんなも続き、

大きな行動変容を起こすことができるはず。

 

そして、無用のトラブルを避けるため

明確な広報も自治体にはお願いしたいと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟【ファーストペンギンになろう!】エスカレーターのどちら側に乗りますか?”

というテーマで

エスカレーターに乗る際に

どちら側を空けるかと

そもそもエスカレーターで

歩いて良いのかのお話でした。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

ホームページ

 

インスタグラム

 

にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

株式会社 蓮見工務店

代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

〒364-0005

埼玉県北本市本宿6-31

048-591-2707

info@hasumi.jp