【『耐震等級3』が必要っていうけど、そのワケは?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第12弾

住宅の耐震性能は『耐震等級3』がトレンドですが、その理由はご存じでしょうか?

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

北本市  F邸 子供室(2007年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が615回目です。

 

 

今日は7月4日、インデペンデンスディ

アメリカ合衆国の『独立記念日』です。

 

今から248年前の1776年7月4日に

米国、フィラデルフィアにおいて

英国からの『独立宣言』が採択されました。

 

当時13あったイギリスの植民地の代表が

「大陸会議」を組織し

 

バージニアの代表だった

リチャード・ヘンリー・リーによる

「独立の決議」の提案が

採用されたということです。

 

 

 

当時、本国イギリスから

不当な課税を強いられており

 

また、イギリス議会の議員は

国内在住の人に限らており

政府の政策に植民地の人々のニーズは

反映されていませんでした。

 

こうした状況から、有名な

「代表なくして課税なし」

(※議会に代表者を送れない植民地に対し、

一方的に課税するのは不当だ)

 

という言葉が生まれ

「独立」への機運が高まりました。

 

世界史の教科書に載っていた

「ボストン茶会事件」が

うっすらと思いだされます。

 

1775年の「アメリカ独立戦争」を経て

翌年7月4日『独立宣言』の採択へと

 

自ら考え、

自らの権利を守るため、

自らの力で、

独立へと突き進んだのです。

 

ちなみに、この『独立宣言』に尽力し

アメリカの「建国の父」と呼ばれる人物のうち

いずれも大統領となった

 

トーマス・ジェファーソン、

ジョン・アダムス、

ジェームズ・モンロー

 

の3人は、みな『独立記念日』の7月4日に

亡くなっているそうです。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその12回目

【『耐震等級3』が必要っていうけど、そのワケは?】

をおとどけします。

 

 

住宅の耐震性能について

最近は『耐震等級3』にしてください

とお客様から指定されるケースが多くなりました。

 

加えて、

「許容応力度計算でお願いします」

という方も増えてきています。

 

これは、恐らく松尾和也さんや

構造塾の佐藤実さんといった

インフルエンサーと呼ばれる方々が

 

建て主や工務店を

根気よく啓蒙した成果なのだと思います。

 

 

 

ところで、

「許容応力度計算による耐震等級3」を

選択する根拠は?

 

ということになると

なかなか、お答え出来るお客様は

いらっしゃらないのが現実だと思います。

 

 

おそらく『耐震等級3』が広まった

決定的な要因は、

熊本地震の悉皆調査による

被害状況の分析結果だと思います。

 

調査対象となった熊本県益城町では

16棟あった耐震等級3の建物のうち

 

無被害が14棟

小破2棟

 

と、他の建物の被害状況と比べ

圧倒的な優位性が見て取れるからです。

 

 

 

それと、もう一つの要因に

地震保険の性能割引があります。

 

50%割引=耐震等級3もしくは免震構造

30%割引=耐震等級2

10%割引=耐震等級1

 

埼玉県で、3千万円の

地震保険に加入したとすると

30年間で100万円以上の割引になる

ということです。

 

建物が丈夫になり、

安心が手に入り

 

しかも、工事費のアップ分は

地震保険料で相殺された上に

お釣りがくるってことで

やらない手はないってことです。

 

 

 

 

ここで、確認しておきたいのが

益城町での悉皆調査も

地震保険の性能割引も

 

対象となる『耐震等級3』にはどちらも

品確法(性能表示)の計算によるものも

許容応力度計算によるものも

どちらも含まれているということです。

 

 

つまり、熊本地震で発生した

2回起きた震度7の地震に耐えるためや

地震保険をフルに割引して貰うためなら

 

許容応力度計算までは必要ない

ということになります。

 

 

 

そうしたことを、

しっかりと説明して貰い

理解した上で

 

わが家にとって、何が必要かを

自ら判断することが

「独立」した大人としての振る舞い

ということかもしれません。

 

そのために

『学んで楽しむ家づくり』を

これからもお届けしたいと思っています。

 

 

追伸

では、なぜ

「許容応力度計算による耐震等級3」が

おススメなのか?

 

これについては、また今度

勉強してみたいと思います。

 

 

 

今日は、

‟【『耐震等級3』が必要っていうけど、そのワケは?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第12弾”

というテーマで

『耐震等級3』がお勧めな理由

について、勉強してみました。

 

 

 

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これからも、住まいに関わる

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情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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