家づくりの諸経費 “いろはのい”】 家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第12弾
☝家づくりの諸経費には『確認申請』をはじめ、さまざまな経費が掛かります。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 F邸 洗面化粧台〈製作〉(2007年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が620目です。
今日は朝から病院で
年に一度の、大腸検査です。
わたしは20年ほど前から
「潰瘍性大腸炎」という病気に罹患していて
6月~7月あたりで
毎年、大腸に内視鏡を入れて
しっかりと診て貰っています。
「潰瘍性大腸炎」は、
根本療法が確立していないため
国の難病に指定されています。
わたしの場合は、ここ10年ほど
「寛解」の状態で
薬を飲んでいる分には
ほどんど、生活に影響はありません。
食べ物によって
お腹が反応してくるのですが
脂多めのラーメンとか
サシのはいった牛肉とか
若い頃、大好きだったものを食べると
てきめんに反応し
「トイレの住人」と化してしまいます。
今は亡き、安倍晋三さんも
悩まされた病気で
そのお陰といっては
申し訳ないのかもしれませんが
新薬の開発や承認が一気に進んで
長らく苦しんできた罹患者の多くが
救われているようです。
さて、毎週火曜日は
“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”
~暮らしの安心のための予算”いろはのい”~
というのをテーマにブログをお届けしています。
今日はその第12弾
【家づくりの諸経費 “いろはのい”】
をおとどけします。
家づくりに関わる諸経費というと
・税金
・登記費用
・住宅ローン関係
・火災保険
あたりが、頭に浮かびます。
そこの解説は、4月30日のブログで
触れていますので
そちらをご参照くださればと思います。
今日触れる「諸経費」は
家づくりに直接的に関わるもので
通常、請負契約には入っているけど
工事費には含まれないもの
について解説します。
①各種申請料
・確認申請料・完了検査料
⇒延床面積で金額が変わります。
~100㎡=¥42,000
~200㎡=¥59,000
~500㎡=¥100,000
※この他、申請のための図書作成費が
¥1,000~¥1,500/㎡
というのが、おおよその相場です。
・開発許可申請・適合証明申請料
⇒市街化調整区域等で、宅地ではなかった場所を
新たに住宅の敷地とする場合。
敷地の大きさによりますますが
ザックリ、50~100万円くらいでしょう。
・長期優良住宅認定申請、BELS評価申請料
⇒高性能であることを公的に証明してもらい
補助金や減税などのメリットを得る為に必要。
*長期優良認定で、¥250,000~¥400,000
*BELS評価で、¥150,000~¥250,000
あたりが相場です。
②瑕疵担保保険料
引渡し後の当初10年間、
構造と雨漏りに関わる部分について保証する
法律に定められた制度。
⇒延床面積で金額が変わります。
~100㎡=¥51,330
~125㎡=¥56,030
~150㎡=¥65,480
~180㎡=¥72,840
180㎡~=¥85,670
※小規模事業者割引適用額を記載
※大手ハウスメーカーは、供託金で
担保するので、該当しない
※この他、申込みのための図書作成費が
¥1,000/㎡程度
③設計料
この金額は、千差万別で
設計事務所に発注する場合
工事請負金額の10~15%が目安
と言われています。
ただ、個人経営で
余計な経費が掛からない設計事務所であれば
もう少し、相場は下がると思います。
工務店で、自社監理の場合は
延床面積に対して¥10,000/㎡くらいを
計上しているケースが多いようです。
また、平面図や立面図のような
一般図のみしか作成せず
詳細図を作成しない場合も多くあり
そのケースでは、設計料は
建築費や一般管理費に含まれます。
④各種調査費
・地盤調査
⇒木造住宅の場合は、SWS式調査が大半です。
予定住宅の四隅と中心の5か所を調査し
その敷地の地耐力(換算N値)を調べます。
調査と地盤保証込みで、¥70,000~¥100,000
あたりが相場になります。
・気密測定
⇒建築中と竣工後の計2回実施するのが一般的
建物の床面積あたり、外皮の隙間がどの位あるかを
調べるもので、C値として表示されます。
1.0を切る数値が望ましいとされ
HEAT20では、0.7±0.2を推奨しています。
各回、¥30,000~¥40,000が目安になります。
おおよそ、上記の項目が
工事費のほかに必要となります。
全部を積み上げていくと
決して小さな金額ではないので
予め、予算を確保しておきましょう。
今日は、
‟【家づくりの諸経費 “いろはのい”】
家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第12弾”
というテーマで
家づくりに直接かかわる
諸経費について
勉強してみました。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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