【すべてのことが、バランスよく満たされていること】
☝8月15日、今日は79年目の『終戦の日』です。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 S邸 ホール(2011年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が654回目です。
8月15日
今日は『終戦の日』です。
79年前の夏、
明治維新以降
「青雲の志」と共に
先人たちが作り上げてきた
日本の民主主義が
70余年の歳月の中で
いつしか醜く変質していまい
多くの犠牲と共に
往き付いた
無残なゴールでした。
なぜ、あの無謀な戦争へと
突き進んでいったのか?
ターニングポイントは何処だったのか?
止める術はなかったのか?
いろいろと考えるべきことは多いと
思いますが
あまり系統立てて
解説したものもみませんし
小・中・高の学校教育でも
その辺りを、ちゃんと学んだ記憶が
無いような気がします。
話は変わりますが
NHKの朝ドラ
『虎に翼』はご覧になっていますか?
そのドラマの中で
主人公の寅子さんの
上司でありフィアンセの星 航一氏が
先の戦争への責任に
泣き崩れるシーンがありました。
彼は、開戦前夜
内閣直轄の「総力戦研究所」に在籍し
対米戦争に関する
あらゆる項目を検討し
その結果は『必敗』であるとの
分析結果を報告しにも拘らず
実際には、日本は
対米開戦への道を突き進むことに。
彼一人に、何が出来たか?
否、何もできなかったでしょう。
それでも、戦後自責の念を
抱き続けた人が
数多くいらっしゃったことも
確かだと思います。
ドラマに登場する
この「総力戦研究所」は
実在した組織で
1940年秋(開戦1年前)に
近衛内閣が、首相の管理下で
設置した機関のようです。
その分析結果は
「近代戦は武力戦の他、思想、
政略、経済性等の各分野に亘る
全面的国家総力戦になる」
として、どう考えても
対米戦争は『必敗』となることを
報告しています。
国の安全保障においても
「外交」「情報」「軍事」「経済」
全体を重視すべき考え方(DIME)が主流で
「軍事力」のみに頼るというのは
危険な発想と位置付けられています。
このことは、とても重要で
それぞれの専門家は
その守備範囲の中でのみ
良否の判断をするわけですが
物事は、多くの分野の集合体で
成り立っているので
一つの価値観に偏り過ぎると
思わぬしっぺ返しが待っていたり
するものです。
「家づくり」においても
同じことが言えそうに思っていて
「予算」「規模」「耐震性」「温熱・省エネ性」
「耐久性」「使い勝手」「デザイン性」
こうしたことの、すべての項目が
バランスよく満たされていることが
とても大切なのです。
予算オーバーで無理して建てれば
後々の暮らしが窮々になります。
必要以上に大きな規模なら
光熱費が無駄にかかりますし
逆に小さすぎると
使い勝手が悪くて不便な家に。
耐震性や耐久性を軽視すれば
長く、安心して暮らすことが
出来ないでしょう。
断熱性や省エネ性は
これからの住まいには
欠かせませんし
使い勝手の良さや
美しいデザインに囲まれた暮らしは
注文住宅ならではの
喜びといえます。
こうした、すべてのことを
高い次元でバランス良く実現することが
蓮見工務店が目指す
"30年後も「良い家だ」と
思って貰える家づくり"
だと思っています。
今日は、
‟【すべてのことが、バランスよく満たされていること】”
というテーマで
多くの項目の集合体である
「家づくり」においては
何かに偏ることなく
バランス良く計画することが
大切です、というお話でした。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
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代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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