【われわれに一番大切なのは、感心する才能ですね】 「蓮見工務店の存在意義を考える」第30弾

朝日新聞朝刊 11月15日 一面 『折々のことば』から

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

北本市 N邸 客間(2004年竣工)

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

今日が731回目です。

今週は、火曜~木曜の日程で

広島に出張してきました。

昨年の11月から、1年かけて

いろいろな業種の方々と

経営についての勉強会を続けてきました。

毎週の報告と、毎月の勉強会

そして、数カ月に一度の合宿と

普段使っていない頭をフル回転させるので

終わるとぐったりという感じでした。

でも、1年頑張った甲斐あって

蓮見工務店が、お客様に出来る事について

すごく整理が出来たと思っています。

この勉強の成果を

しっかりとお客様に還元できるよう

今後、具体的な行動に

移していく予定ですので

乞うご期待!ということで。

明日からは秋田に「木と土の家」を

見学に行って来ます。

これも、とても楽しみで

蓮見工務店の家づくりにとって

エポックメーキングとなる

そんな予感がしています。

さて、毎週金曜日は

「蓮見工務店の存在意義を考える」

をテーマにブログを書かせて貰っています。

今日はその第30回目

【われわれに一番大切なのは、感心する才能ですね】

をおとどけします。

朝日新聞 11月15日朝刊一面

「折々のことば」から

『我々に一番大切なのは感心する才能ですね』

臨床心理学者 河合隼雄

~クライアントに自由に箱庭を作って貰う

「箱庭療法」で

「これは何ですか」などと訊くのは最悪だと、

臨床心理学者は言う。

「うわー」と心を波打たせれば

相手はもっと作り込みたくなるし

ふと漏れてきた些細な話にも

「ほうほう」と返せば、

もう少し話してみたくなる。
エモーション(感動)は

文字通り人を動かす。

谷川俊太郎との共著『魂にメスはいらない』から。~

このお話、すごくグッと来ます。

設計とか家づくりを、毎日忙しくやってると

どうしても、見えるものに

神経や関心が向かいがちなってしまいます。

でも、私たちが形にすべきものは

お客様ご家族の、心の中にある
"夢"とか"心地よい感覚"

なんですよね。
耐震性能がどうとか、断熱等級はどうとか

そういうことも大切ではあります。

でも、もっと
お客様におしゃべりして欲しいし

いっぱい心を動かして貰いたい

そうした時間の中で、

お客様が心の中にしまっておいた

本当の「我が家の理想」が

踊り出してくるような気がします。

一年間の勉強会で

講師の方から言われた

「テレビショッピングの商品が

衝動的に欲しくなる感性を持とう」

という言葉を

ふと思い出しました。

テレビショッピングには、

ひとの心を動かす

様々な仕掛けがあって

それに共鳴する感性が

お客様の本当の「欲しい」を

引き出せるのだそう。

自分のこころを震わせ

お客様の心と共鳴出来たら
《30年後もしみじみ「良い家だ」

と思える家づくり》

になるんだと思っています。

今日は、

‟【われわれに一番大切なのは、感心する才能ですね】

「蓮見工務店の存在意義を考える」第30弾”

というテーマで

お客様にとっての

本当の「理想の我が家」は

共に心を震わせながら

ヒヤリングすることから

なのかも知れません

というお話でした。

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

‟楽しむ家づくり” のパートナー

株式会社 蓮見工務店

代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

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