【鎌倉・樹ガーデンの閉店で思ったこと、そして復活の喜び】

営業形態を変えながらも、再開して頂いたことに感謝です!

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんな施設つくってます。

 

北本市 Sこども園 改修工事(2004年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が751回目です。

 

早いもので、鎌倉に紅葉狩りに行ってから

一週間が経ってしまいました。

 

 

このブログの中でもお伝えした

鎌倉市常盤にある

『樹ガーデン』について

鎌倉 樹ガーデン【公式】 |

 

ちょうど2年前のブログで

思ったことを書いていましたので

再稿させていただきますね。

 

 

ということで、

今日は日曜日で休日なので

 

「樹ガーデン」の閉店について書いた

過去のブログをご紹介いたします。

 

 

2年前、2022年12月19日のブログから

 

それぞれの土地には

そこならではの特徴があって、

 

地形や気候、それに根付いた民俗や歴史

という、ひとびとの営みに

 

その場所の魅力があるんだと思います。

 

そこに気づけるか、どうかで

日々の暮らしの満足感や、対外的なアピールも

違ってくるのではないでしょうか。

 

 

昨日のブログでご紹介した

『樹ガーデン』さんの、閉店のお話

 

この素敵な場所が、なくなってしまうのですね。

 

この場所は、市街化調整区域という地域で

建物を建てるには、開発許可で認められた用途

以外の建物を建ててはならない場所のようです。

 

開発許可申請時の用途は、専用住宅であった為

カフェ的な営業は、勿論できませんということ。

 

そのあたりで、幾度となく鎌倉市との話し合いが

あったようですが、存続は難しいという結論に

至ったようです。

 

 

都市計画行政や建築行政は、その性格上

 

単体規定的なものよりも

集団規定的な部分が、とても影響があって

 

どうしても、その運用は ‟お堅い” ものに

ならざるを得ないんだと思います。

 

なにしろ、利害関係者が多くなりますし

それぞれの方の、

まさに「お膝元」でのことなので。

 

 

これは、そういう難しいことを

乗り越えるための、わたしの考えなのですが

 

本来、建物などを建てることが出来ない場所でも

その施設が出来ることによって

その場所の魅力が、再発見されて

 

地域全体のポテンシャルが上がるような計画は

特例的に認められる、ってことがあっても

良いんじゃないか、と思うんです。

 

 

その計画の価値に、客観性を持たせるために

地域の有識者や、様々な専門家によって

構成された、

検討委員会のような場をつくり

 

その委員会の運営には、

地域の方々も巻き込みながら

 

‟場” の魅力を引き出す計画に対して

特例的に許可し、後押しするような、

そんな条例って無理なんでしょうか?

 

住民運動は、自然を保全するだけではなく

魅力を引き出し、活用することにも繋がると良いのでは。

 

 

わたしの好きな、鎌倉や横浜の街には

海や山・丘などの、地形的な魅力や

 

歴史的な趣があって

それが、ひとびとを魅了するんだと思います。

 

 

その魅力には、濃淡はあるとしても

 

どこの街にも、必ず地形や気候の特徴、

人々の営みのあかしである、歴史があります。

 

ただ、それが色濃く残っている場所は

今では法規的に開発し辛い地域になっている

ケースがとても多いのです。

 

その場所が、語りかけてくる

「小さなささやき」に

しっかりと、耳を傾けて

 

‟場” のもつポテンシャルを活かし

その魅力でもって、

多くの人に喜んでもらうこと

住民の暮らしに、潤いを与えること

を、第一の目的にした

 

さまざまな試みが、動き出せるような

 

これからの ‟まちづくりの在り様” を

 

考えてもらえたら、と思った

『樹ガーデン』閉店のニュースでした。

 

 

この、悲しみの思いから

2年後に復活してくれたことに

(実際には1年後に営業再開していたようです)

 

お店の方々のご苦労を想像し

感謝の気持ちで、訪れさせていただきました。

 

 

今日は、

‟【鎌倉・樹ガーデンの閉店で思ったこと、そして復活の喜び】”

というテーマで

一昨年に綴った

『樹ガーテン』閉店への思いと

復活して貰えたことへの

喜びについてお話しました。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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