【もう一度『ヒートショック』について学ぼう!】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第30回

これからの季節、室内でのヒートショックによる事故に注意が必要です。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんな施設つくってます。

 

北本市 Sこども園 改修工事(2004年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が755回目です。

 

 

今日は、一年で

最も昼の時間が短いとされる

「冬至」です。

 

柚子湯にゆっくりと浸かり

かぼちゃの煮つけをいただき

暖かくしてお休みしましょう。

 

 

でも、今日は暖かい一日でしたね。

 

朝はそれなりに冷え込んで

午前8時の時点でも

気温5.6℃

相対湿度51.9%

絶対湿度2.95g/kg

でしたので

 

相変わらず、カラっからの

乾燥状態です。

 

わたしの周りでも

インフルエンザに罹患した方が

随分増えてきています。

 

みなさんも、気を付けて

あと一週間

仕事納めに向けて

頑張りましょう!

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその30回目

【もう一度『ヒートショック』について学ぼう!】

をおとどけします。

 

 

今日は日中、南風が吹いて

最高気温が17℃まで上がる

"小春日和"でした。

 

ただ、暖かい日も今日限りで

明日以降は寒波の到来があるようです。

 

 

来週は、最低気温が

氷点下まで下がる日も増えて

 

路面の凍結などにも

気を付けなければならない季節が

やって来たようです。

 

これまでが、暖かかっただけに

体調にも気を付けないと

思わぬ事故にもなりかねません。

 

中山美穂さんの残念な出来事で

耳にされた方も多いかと思う

 

「ヒートショック」に

注意しないといけない寒さです。

 

 

 

ということで、

住まいの中での「ヒートショック」について

 

2年ほど前に、このブログでも

詳しく解説していますので

再稿したいと思います。

 

とても、大切なことを書いてますので

是非、ご覧になり参考にして下さい。

 

 

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2023年1月22日のブログから抜粋

 

住宅の健康リスクを

回避するために必要な室温をご存じですか?

 

世界保健機構(WHO)では

住民の健康を維持するための室温を

18℃以上とする事と、勧告しています。

 

 

イギリスやフランス、ドイツ、スウェーデン

といった国々では、

室温に関する法律も整備されているのです。

 

では、ここ日本ではどうでしょうか?

 

 

 

都道府県別にみると、

18℃の室温を維持出来てるのは

北海道など寒い地域の一部だけで

 

残念ながら、多くの地域では

WHOの基準には達していない状況です。

 

 

低い室温は、住民を健康リスクに晒し

心疾患や脳血管疾患などの

「ヒートショック」による死亡事故に

結びついてしまうのです。

 

 

ここに一つのデータがあります。

都道府県別の

「住宅の温熱環境と健康の関連」

というグラフです。

 

 

 

ちょっと意外な結果ではないでしょうか?

関東圏の栃木・茨城・山梨の各県

それと愛媛・三重・鹿児島・静岡など

 

寒さを連想しにくい地域が

ワースト争いです。

 

「うちの地域は暖かい」という先入観が

断熱性能を疎かにする原因になっている

のかもしれませんね。

 

温暖といわれる地域こそ

冬は、思った以上に寒くなって

 

室間の温度差が、とっても危険なんだ

という事を確認してもらえたら

と思います。

 

 

 

「ヒートショック」を引き起こす原因は

室間の温度差です。

 

滞在時間の長い、リビングなどは暖かくして

 

着衣量が減るトイレや浴室・脱衣室など

本来暖かくしなければならない部屋が寒い

 

という、身体にとっては厳しい状況を

自ら作り出してしまっているんです。

 

 

「住宅の断熱性能の向上の

ための先導的設備導入促進事業」や

住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等(先進的窓リノベ事業)について | 地球環境・国際環境協力 | 環境省 (env.go.jp)

「こどもエコすまい支援事業」

住宅:こどもエコすまい支援事業について – 国土交通省 (mlit.go.jp)

「長期優良住宅化リフォーム事業」

長期優良住宅化リフォーム事業【総合トップページ】 (kenken.go.jp)

などの、補助金が貰える事業もあるので

 

今なら、コストを抑えて

温熱環境を調えることが出来ます。

 

是非、この際に「断熱改修」を

考えてみてはいかがでしょうか?

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2年前のブログですが

紹介した補助事業は

 

現在も継続されているものが多く

断熱リフォームに対しては

 

相変わらず、手厚い支援事業が

用意されていますので

是非ご相談ください。

 

 

今日は、

‟【もう一度『ヒートショック』について学ぼう!】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第30回”

というテーマで

本格的な寒波の到来を前に

家の中での温度差が原因の

「ヒートショック」について

再確認しましょう

というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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