入浴中の事故は交通事故の4倍以上!ヒートショックをどう防ぐ?
☝入浴中の事故による死亡者は、交通事故の4倍以上です!
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで』『納得して』
そして、なにより
『楽しんで』の家づくりを
お届けしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 A院 書庫(2016年竣工)
そんな蓮見工務店に
興味を持っていただいたあなたに
家づくりのこと
蓮見工務店のこと
そして、わたしのことを
少しでも知ってもらうために
365日、毎日書いているブログの
今日が434回目です。
今日は午前中曇っていた影響で
最高気温が午後3時に8℃と
なかなか寒い一日でした。
わたしは、一日中
エアコンが効いた事務所で
デスクワークをしておりましたから
寒さに凍えた
ということはなかったのですが
たまに外に出ると
ぶるっとする様な冷たい風を
感じました。
こう寒くなると
暖かいお風呂にゆっくり浸かって
という方も多いかと思います。
ただ、この寒い時期の入浴は
危険が潜んでいることを
知っておいていただきたいです。
その危険とは、いわゆる
『ヒートショック』
というもの。
入浴中にヒートショックで
急死された方は
年間なんと1万9千人近くも
いらっしゃいます。
その数は
年間の交通事故による
死亡者数約4400人の
4倍以上になります。
特に高齢の方に多い傾向がありますが
若い方にも起こりうるのが
ヒートショックなのです。
また、1万9千人というのは
命を落とされた方の数で
一命をとりとめても
その後の後遺症で不自由される方も
多くいらっしゃいます。
家族の「命」と「財産」を
守るはずの住まいに
交通事故の4倍以上もの
リスクが潜んでいるとしたら
ゾッとしますよね。
ヒートショックを心配せずに
家族が安心して
入浴を楽しむためには
住まいの断熱化と
適切な空調計画が欠かせません。
ヒートショックとは
リビングなどの暖かい部屋から
トイレや浴室・脱衣室などの
寒い部屋へ移動し、
しかも着衣を脱ぐことで
急激な血圧の変化がおこり
心筋梗塞や脳卒中が引き起こされる
健康リスクをいいます。
通常、これらの部屋は
家の北側に配置されることが多く
しかも、空調されることも
あまり無いのではないでしょうか?
そこで、自然室温
(空調しないままの室温)を
なるべく高くするために
断熱・気密性能を上げることが
とても効果的です。
それでも、夜間には
室温が15℃を下回るような状況に
なるかと思いますので
適宜、必要となる際に
スポットで暖房される必要が
あります。
幸い、これらの部屋は
然程大きなスペースではないので
使用するチョット前に
スイッチを入れれば
すぐに温まるはずです。
新築の場合は
全館空調が効果的です。
床下エアコンであれば
トイレや洗面脱衣室の床も
暖かくなりますし
室温もリビングと変わらない環境を
確保できます。
家族の健康の為にも
是非、断熱・気密性能を強化し
適切な空調計画で
ヒートショックの心配のない
快適・安全な暮らしを
実現しましょう!
今日は、
‟入浴中の事故は交通事故の4倍以上!ヒートショックをどう防ぐ?”
というテーマで
この時期心配な
お風呂やトイレでの事故。
その対策について
お話ししてみました。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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