「命」を守るため、新耐震基準の順守と耐震診断・改修の実施を!

「命」を守るため、新耐震基準の順守と耐震診断・改修を!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで』『納得して』

そして、なにより

『楽しんで』の家づくりを

お届けしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

上尾市 Y邸 玄関(2007年竣工)

 

そんな蓮見工務店に

興味を持っていただいたあなたに

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知ってもらうために

365日、毎日書いているブログの

 

今日が451回目です。

 

 

能登半島地震の発生から

今日で10日が経ったことになります。

 

伝わってきていること

そうでないこと

 

まだまだ、沢山あると思います。

 

 

ただ、少しずつ

具体的な情報も共有される様に

なってきていると思います。

 

津波の発生が

思いのほか早かったことや

 

想定したものより

数倍も高い津波に見舞われた

地域があったこと。

 

当初、異常なしと伝えられていた

志賀原発で

数か所に渡る異常が起きていたこと

 

そして場合によっては

深刻な事態になりかねない

状況があったのではないかと

いうこと。

 

 

 

震災発生当初は

どうしても、

衝撃的な画像や映像が

氾濫します。

 

道路や地面がひび割れ

陥没している様子。

 

横倒しとなった

7階建てのビルの様子。

 

大規模火災にあって

焼け野原のようになってしまった

輪島市の「朝市通り」。

そして、

被害を受け、軒並み倒壊している

木造住宅のまちなみ。

 

 

 

こうした状況の時に

わたしたち工務店が危惧するのが

「木造住宅は地震に弱い」

という、誤った情報が

広まってしまうことです。

 

このブログや、コラムでも

何度も書いている通り

 

地震への強さは

工法の違いによって決まるのではなく

 

構造計算によって得られる

耐震強度(等級)の優劣によります。

 

 

また、残念ながら

今回の地震で倒壊した家屋は

 

現在の基準である

「新耐震」以前の建物が

ほとんどだと思います。

 

新耐震基準を満たしていれば

震度6強~7の地震にも

1回であれば倒壊しない

ということは

 

今回の震災においても

多くの地域で示されました。

 

現地の写真からも

全体的には、多くの家屋で

ちゃんと耐震性能が発揮されたことが

見て取れます。

 

 

逆に、輪島市の7階建のビルは

築50年以上で、

旧耐震基準で建てられた物件です。

 

耐震改修工事を

実施していないとすると

既存不適格の物件で

 

ある意味、予想された被害

ということも出来ます。

 

 

 

1950年に建築基準法が出来てから

十勝沖地震による1971年の改正

宮城県沖地震からの

1981年の大改正(新耐震基準)

 

そして1995年に起きた

阪神淡路大震災を受けて

2000年に、主に木造家屋を対象とした

改正が行われてきました。

 

こうした過去の辛い経験から得た

大切な知見を基に

今の耐震基準や

耐震改修促進法があります。

 

 

新築であれば当然

現行基準で建てられるはずですが

 

既存家屋も、是非これをきっかけに

耐震診断をお受けになって

 

「命」や「暮らし」を守るための

耐震改修の実施を

検討して頂ければと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟「命」を守るため、新耐震基準の順守と耐震診断・改修の実施を!”

というテーマで

木造家屋に関する

耐震性能について

「命」を守るために

必要と思われることを

お伝えしました。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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