【水害に強い家づくりの技術とは?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第24回
☝耐水害住宅研究会が、既存技術の複合で高い耐水害性能を実現しました。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
川越市 K邸 リビング(2012年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が711回目です。
今日10月21日は
「関ヶ原の戦いがあった日」なんです。
西暦1600年ですから
今を遡ること、424年前
石田三成率いる西軍と
徳川家康率いる東軍との
あわせて約20万人もの兵力が激突した
戦国時代最後にして最大の合戦で
以降の日本の歴史を決定づけたという意味で
『天下分け目の戦い』と称されています。
日本人は、このあたりの歴史が大好きな様で
NHKの大河ドラマでも
数多く、舞台となっています。
再来年の「豊臣兄弟!」もその一つですが
主人公は、秀吉ではなく
仲野太賀さん演じる、弟の秀長のようです。
今まで、あまりスポットを
浴びることの無かった人物ですので
ある意味、如何様にも味付けできる
という意味では
面白いドラマになるのかも知れません。
期待したいですね。
(多分、見ないと思いますが)
さて、毎週月曜日は
テーマを限らずに
家づくりについてのお役立ち情報を
おおくりしています。
“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”
~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~
第24回【水害に強い家づくりの技術とは?】
というお話です。
今日の話題は
業界紙「新建ハウジング」最新号の記事から
早稲田大学の高口教授が代表を務める
「耐水害住宅研究会」が
木造住宅向けの技術開発として
既存の技術を用いながら
かなり高度な耐水性能を発揮する仕様を
公開したそうです。
実際に、高砂建設さんの本社において
同仕様の試験体に
深さ1mまで注水したところ
浸水量(防水性能)は
1時間経過時点で0.21㍑
1日で5.2㍑、2日経っても10.36㍑と
かなりの好結果を得たとのこと。
☝高砂建設さんでの実験の様子。
木造住宅ということで
鉄筋コンクリート基礎と木構造(土台)との
連結部分の止水の強化や
窓や玄関扉の隙間をいかに止水するか
といったところが
大きな課題だったそうです。
玄関扉は引戸ではなく
防水性を確保しやすい片開扉とし
浸水部分にはガラスを使用しないタイプが
推奨されています。
窓ガラスも、2mの浸水圧に耐えられる
5㎜厚の強化ガラスを使用。
同研究会代表の高口教授は
「地域工務店が、少しの工夫で
水害対策が出来るように
既存の技術の組み合わせによって
この性能を実現できた意味は大きい」
と説明されています。
蓮見工務店の地元である北本市は
大宮台地の最高海抜地点にあるので
大部分の地域が
水害ハザードマップのエリア外です。
なので、正直言って
「耐水害性能」については
ほとんど不勉強のままでした。
ただ最近、営業範囲が広がって来ており
ハザードエリアに該当する場合もあり
また、雨の降り方も
今までの常識が通用しないというケースが
増えてきたように感じています。
☝能登半島の被災地では、台風17号の豪雨による水害にも見舞われました。
ここはひとつ、耐水害を勉強して
お客様に、より分厚い安心を
提供できたら、と感じたニュースでした。
今日は、
‟【水害に強い家づくりの技術とは?】
家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第24回”
~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~
として
この夏も各地で起きた
豪雨による水害への
木造住宅としての対策を
勉強してみました。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
〒364-0005
埼玉県北本市本宿6-31
048-591-2707
info@hasumi.jp