【『口内丼』はマナー違反!?、楽しくTPOを弁えればOK】 家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第25回

茶の間の多機能性も、参考にしたい事例です。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

鴻巣市 I邸 リビング (2011年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が718回目です。

 

 

「Yahoo! News」で

面白い話題を見つけたので

ご紹介します。

 

"日本独自の食文化?

おかずを食べて白飯を食す『口内丼』に賛否"

 

インバウンドの観光客の増加に伴い

多くの外国人から驚かれるのが

 

おかずを先に口に入れて咀嚼し

その後、白飯をいれて

口の中で丼を完成させる『口内丼』という食べ方。

 

 

 

わたしも、日常的に慣れ親しんだ食べ方で

特に、焼肉の時など

 

タレをつけたお肉を、白飯でワンバウンドさせ

数回嚙んだ後、タレの染みた白飯を掻き込む

 

これ、最高に美味しい食べ方です。

 

 

でも、この『口内丼』が

外国の方にとっては、とても奇異に感じるようで

 

「何かを口に入れた状態で、その後に

ご飯を放り込むって、日本人は器用だね!

でもやっぱり気持ち悪いね(笑)」

 

というのが、偽らざる感想のようです。

 

 

たしかに、外国の食事では

主食はパンとか麺類になるので

 

副菜を食べた余韻で、主食を口にする

という感じが一般的なのでしょうかね。

 

時と場合によっては

わたしの普段の食べ方が

「マナー違反」になってしまう!

なんてこともアリなのでしょうか?

 

 

広島国際大学健康科学部の

木村留美准教授のお話

 

「日本では昔から、

白飯とおかずを交互に食べ

 

口の中に残るおかずの味で

白飯を味付けしながら食べる

『口中調味』がなされてきました。」

 

「食べ方、マナーの問題かと思いますが

一緒に食事をしている方を

不快にさせないように行うのが

一般的ではないでしょうか」

 

「人それぞれ、食べ方はもちろん自由です。

日本の伝統的な食事様式である口中調味は

白飯をおいしく味わう工夫。

 

ぜひ今からでも

身につけてほしいと思いますね」

 

 

また、日本マナー・プロトコール協会

理事長の明石伸子さんは

 

「会席料理などでは、一品ずつゆっくり味わい

最後にご飯と汁物で締める。

 

家庭や、定食屋さん、学食のような場所では

一緒に食べる人を不快にさせない前提で、

 

ご自分の好きなように口中調味をして

召し上がったらいいのではないでしょうか」

 

と仰っています。

 

 

 

ある程度、時と場所をわきまえつつ

美味しいものを、美味しくいただくこと

 

それが、作ってくださった方への

最善のマナーである様な気がします。

 

 

日本人は、とても器用なので

外国人の方にとっては???という習慣も

けっこうあるのかも知れません。

 

住まいにおいても

日本間(畳のお部屋)なんかは

とても便利に使って来てます。

 

日中は卓袱台を出して

リビング・ダイニングとして設え

 

夜は、卓袱台を片付け

布団を敷いて、ベッドルームに早変わり

 

なんてことも、普通でした。

 

今でも、和室の旅館に行くと

そんな感じで過ごされた経験が

あるのではないでしょうか?

 

 

 

清潔を旨とする、日本人ならではの

土間と上床の使い分けが

 

そんな、独自の暮らし方を

可能にしているのだと思います。

 

 

住宅価格の高騰によって

ゆるされる住まいの規模が縮小する中

 

豊かな暮らしを実現するために

多機能、多角的な部屋の在り様について

 

様々な提案を考えることも

わたしたちの重要な役割になりそうです。

 

楽しく、心地よく暮らせること

それを否定するマナーなど

無いはずですから。

 

 

 

今日は、

 

‟【『口内丼』はマナー違反!?、楽しくTPOを弁えればOK】

家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第25回”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

として

周りに迷惑をかけない範囲で

住まい手に合った

暮らしの設えを提案すること

これが大切、というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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