【木造の将来的なアドバンテージとは?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第22弾

炭素排出量の取引が始まり、森林や木造住宅にも影響がありそう!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

川越市 I邸 外観(2012年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が700回目です。

 

 

気が付けば、このブログも

700回も投稿していたのですね。

 

一昨年の10月17日にスタートして

はや、約2年になりました。

 

 

 

 

途中、体調を崩したりして

何日かお休みさせていただいてますが

 

まあ、ほぼ毎日

家づくりをお考えの方に

少しは役に立つであろうという情報を

書き綴って来ました。

 

「毎日ブログ」の仲間には

2千回、3千回を超える猛者が

山ほどいるので

 

わたしなんて

まだまだ「ひよっこ」なのですが。

 

これからも、みなさんのお役に立てるよう

張り切って書き続けたいと思っています。

 

どうぞ、これからも

よろしくお願いいたします。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその22回目

【木造の将来的なアドバンテージとは?】

をおとどけします。

 

 

いつも懇意にさせて頂いている

断熱屋さんからの情報で

 

「面白いな」と思ったことがあったので

ご紹介たします。

 

 

脱炭素社会への転換の動きで

大手企業に対して

国からのミッションとして

削減量を指定される事になりそうです。

 

更に、欧州への輸出品では

削減量を下回ると、罰金が科せられるとも。

 

輸出メーカーはカーボンニュートラルが

必須条件になるというわけ。

 

 

削減量をクリアできない業種では

森林や農業などから、

 

排出権を購入することで

条件をクリアできるとのことです。

 

 

 

森林1haあたり、5~8㌧の削減量があり

1㌧あたり8千円の排出権なので

 

先日見学させていただいた

伐採現場(5ha)の広さであれば

年間20~36万円の額に。

 

16年間、販売が認められるとのことなので

トータルで、最大576万円にもなる計算です。

 

 

 

で、木造住宅でも存続する期間は

CO2の固定化として評価されて

排出権を売ることが出来るかもしれません。

 

実際に、その方向で

政府は調整に入っているようです。

 

 

蓮見工務店では

一般的な住宅1棟当たり100㎥ほど

国産材を使いますので

約50㌧になり

 

1㌧あたり8千円とすると

40万円の排出権になります。

 

森林と違い、排出権を売れるのは

1回限りではありますが

 

地域材の補助金などと合わせると

70~80万円くらい

(※埼玉県産材の補助金は34万円)

鉄骨やRC造に比べて

アドバンテージが出て来ることになります。

 

 

 

森林の保全や、林業の活性化

CO2の固定化や排出量の削減という

 

社会的貢献に寄与出来るうえ、

補助金や排出量収入もあるとすれば

 

木造を選ばない理由はない

と思うのですが、いかがでしょうか?

 

 

住宅の構造を

こんな側面からも検討する

という視点が

新たに加わった気がします。

 

 

 

 

今日は、

‟【木造の将来的なアドバンテージとは?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第22弾”

というテーマで

脱炭素と木造住宅について

将来的予測されるアドバンテージを

ご紹介いたしました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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