【UA値や断熱等級の数値で、快適に暮らせますか?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第26回

快適・省エネな温熱環境のためには、多種多彩な対策が必要です。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

川越市 I邸 ダイニングキッチン(2012年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が702回目です。

 

 

今日は朝から

小雨まじりの天気です。

 

なぜ天気を気にするかというと

隣町の鴻巣市で

花火大会が予定されているから。

 

2万発の花火が打ち上げられ

昨年は60万人の人出だったそう。

 

 

打ち上げ花火の大きさは

打ち上げる場所の広さによって

規制されるようで

 

広ければ広いほど、大きな花火を

打ち上げられるとのこと。

 

鴻巣市を流れる

荒川の河川敷が日本一の幅があり

 

 

その地形を活かした

正四尺玉の打ち上げで

2014年に、ギネス記録を樹立しています。

※現在はこの記録は抜かれてしまったようです。

 

正四尺玉の重さは

なんと、464kg!もあります。

 

上空780mの高さまで打ち上げられ

花火の直径は1.2kmにもおよぶ

というのですから、圧巻です。

 

 

打上げ会場から

6㌔近く離れた自宅に居ても

 

四尺玉の打ち上げの音は

"ドーン"と、おなかに響くほどの

迫力です。

 

 

 

果たして、今年の花火大会は

無事に開催できますでしょうか?

 

大会HPは多くの方からのアクセスで

サーバーがパンク状態みたいです。

 

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその26回目

【UA値や断熱等級の数値で、快適に暮らせますか?】

をおとどけします。

 

 

昨日のブログで

私たちにとって、本当に大切なのは

簡単に手に入る「情報」ではなく

 

実になる「知識」と「体験」です

というお話をさせていただきました。

 

 

 

住まいの温熱環境において

簡単に手に入る情報とは

世に氾濫している

UA値とか断熱等級でしょう。

 

これらの数値は、

快適で省エネな温熱環境を調える上での

一つの指標にすぎません。

 

なぜなら、UA値は

建物の内と外とでの、

熱の出入りのし辛さを示すだけの

数値だからです。

 

 

では、快適な温熱環境を

なるべく少ない消費エネルギーで

調える為には、なにが必要か?

 

例えば冬であれば

・UA値を上げて室内の熱を外に逃がさない

・日射熱を効率よく導入する

・蓄熱量を増やし、温度の均衡を保つ

・気密性能を高めて隙間風をなくす

 

 

夏の場合は

・外皮の熱容量を増やし熱拡散性を下げて

熱の侵入を減らす

・日射遮蔽を徹底し、放射熱の侵入を防ぐ

 

といった、建築でのベーシックな部分の対策と

暮らし方の工夫をするとともに

 

 

設備的要素として

・高効率の空調(冷暖房)設備を導入する

・空調設備を適切に配置し、温度ムラを無くす

・適度な湿度を保つために加湿する

・適度な気流感を作り、体感温度を下げる

・潜熱交換換気で、湿度の上昇を抑える

・創エネ、畜エネを検討する

などの項目を、同時に設えていく。

 

 

 

また、実生活の中で

温湿度やエネルギー消費の状況を

データとして確認しながら

 

より省エネで、快適な暮らしが出来るよう

調整し、工夫を積み重ねていく

 

こうした総合的な対策をとおして

「実のある経験値」になっていくはずです。

 

 

こうしてみると

UA値や断熱等級の数値は

 

快適で省エネな温熱環境を調える上での

ごく一部の要素だということを

理解して貰えると思います。

 

大切な家づくりを

簡単に手に入る「情報」に振り回されることなく

本質に迫って、考えていきましょう。

 

 

 

 

今日は、

‟【UA値や断熱等級の数値で、快適に暮らせますか?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第26回”

というテーマで

UA値や断熱等級の数値のような

簡単に手に入る情報に目を向けるだけでなく

省エネで快適な暮らしのために

本当に大切なことは何なのか

その本質を考えていきましょう

というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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