【市井の者による研究にこそ…】

 

角館の『武家屋敷通り』は紅葉真っ盛りでした。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

北本市 N邸 和室客間(2004年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が729回目です。

 

 

昨日、今日と

1泊2日の行程で

 

秋田県の角館に

建築の見学&セミナーに行って来ました。

 

見学先は

もるくす建築社(MOLX)の自社事務所や

建築中の住宅

 

そして、里山の秋田杉の伐採現場です。

 

すごく刺激を受けて

得るものがたくさん有りましたので

 

そのお話は

ゆっくりとご紹介したいと思います。

 

 

で、今日のブログでは

角館の『武家屋敷通り』の画像を

ご覧頂こうと思います。

 

角館の武家屋敷といえば

桜の頃がとても有名だと思います。

 

でも、今の時期も

紅葉がとても綺麗に色づいて

見事な見ごたえです。

 

しかも、今の時期限定で

ライトアップも実施中ということで

 

昨夜、見学会の後

夜の紅葉狩りに行って来ました。

 

 

 

 

美しい紅葉の向こうには、満月が。

 

 

今朝も、少し早起きして

まだ、団体さんが訪れる前の

 

静かな武家屋敷通りを

ゆっくりと散策させて貰いました。

 

 

 

 

 

 

9時の開館を待って

県指定史跡『青柳家(角館歴史村)』を

見学させて貰いました。

 

 

 

 

 

 

こちらは、角館の領主

佐竹氏に代々仕えた「青柳家」の住まいで

 

広大な敷地に、母屋や武器蔵をはじめ

いくつもの建物があって

 

今は、展示室や資料館として

一般に開放されています。

 

 

そこで詳しく展示されていたのが

江戸後期に著された

 

『解体新書』の解剖図などを描いた

小田野直武に関する資料でした。

 

 

 

恥ずかしながら

わたしはこの方を

全く知らなかったのですが

 

日本の西洋画の代表的な人物で

秋田蘭画という一派を

形成した方だそうです。

 

 

中央のアカデミアではなく

地方の、市井のものによる研究

 

そうしたものの中に

とても大切なものがあって

 

江戸時代の日本においては

小田野直武のような人が

たくさんいたのです。

 

 

市井に交わるからこそ

庶民の、本当に大切なことを

感じることが出来る。

 

その問題意識からの研究が

真に役立つ研究に繋がる

そういうことだと思います。

 

 

実は、今回の見学会も

そうした地域の風土に根差した

建築のあり方について

 

とても重要な視点がある

との思いで、参加したものでした。

 

 

小田野直武が育まれた地で

住まいの、あるべき未来のヒントを

感じてきた秋田行でした。

 

 

 

 

今日は、

‟【市井の者による研究にこそ…】”

というテーマで

角館の『武家屋敷通り』にある

歴史村で考えたこと

についてのご紹介でした。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

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『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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