【季節の変わり目、エアコン手入れの振り返り】 家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第26回
☝天高く、馬肥ゆる秋。雲一つない晴天の朝です。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 K邸 外観(2018年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が725回目です。
天気予報通り、最高の天気ですね。
北の方角の空は雲一つない晴天です。
"天高く、馬肥ゆる秋"
まさにそんな、深まる秋の休日
みなさん、いかがお過ごしですか?
午前9時時点で
外気温16.8℃
絶対湿度7.13g/kg(8.59g/㎥)
相対湿度60.1%
ウォーキングなど
軽い負荷の運動をするには
最高の気候条件ですね。
さて、毎週月曜日は
テーマを限らずに
家づくりについてのお役立ち情報を
おおくりしています。
“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”
~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~
第26回【季節の変わり目、エアコン手入れの振り返り】
というお話です。
昨年の同じ日のブログを読み返してみたら
なんと、昨年の今頃は
未だ夏日の日がけっこうあって
北陸地方では、真夏日に近いような
暑さ!だったようです。
今年は、明日以降20℃を超える日も
ほどんどなくて
昨年に比べると、早めの季節の移り変わり
となりそうです。
そこで今日は、エアコンのカビ対策について
触れてみたいと思います。
昨年書いたブログが
けっこう分かり易くまとまっていますので
復習という意味で
再稿させていただきます。
まず、エアコンのカビについて
その発生原因を確認します。
エアコンは冷房運転の際
熱交換器(アルミのフィン部)を
キンキンに冷やして
その間に空気を通すことで
室温を下げますが
その際に、熱交換器の表面に
結露させることで除湿もします。
なので、システム上
カビの繁茂は避け辛いものです。
そして、繁茂するカビの大もとは
室内の空気中に浮遊するカビの胞子です。
空気中の胞子が、吸い込まれたエアコン内で
熱交換器の結露水を得て増殖し
吹き出し口から室内へと放出される
というサイクルになります。
なので、室内の掃除を小まめにして
なるべく浮遊する胞子を減らすことが
根本の対策となります。
ペットを室内で飼われている場合などは
どうしても、エアコン内のカビの繁茂が
多くなる傾向がありますので
より、日々の掃除が大切になります。
それと、換気をしっかりと行うこと。
一般的に、冷房運転時の
室内のカビの浮遊量は、外気の2倍ほど。
特に、運転開始直後の5~10分程度は
エアコン内から放出される
カビの量が多くなるので
窓を開放するなど
強めに換気することが効果的です。
そのほか、フィルターの掃除も
大切になります。
フィルターにホコリが定着すると
熱交換器の乾燥を妨げることになり
運転停止時に、カビの繁茂が
より盛んになってしまうのです。
最近では、各メーカーの上位機種には
自動掃除機能がついている場合が多いですが
・掃除機能が付いていることで
フィルターのが取り外しが難しく
手で掃除し辛くなっている。
・自動掃除機能で落とした
フィルターについていた油汚れが
エアコン内部へと押し込まれてしまう。
といった逆効果もあるので
機種選定時には、検討が必要です。
また、キッチンで調理する際に
レンジフードに十分な給気がないと
換気不足となります。
その場合、キッチンの近くのエアコンが
油のミストを吸い込んでホコリを定着させ
カビの温床になってしまいます。
特に最近はLDKタイプで、
オープンキッチンが増えていますし
住宅の気密性能は格段に
向上していますので
同時給排気型のレンジフードを
選択するのは必須といえます。
エアコンのカビ対策は
簡単ではないようです。
室内の掃除や換気によって
大もとの胞子をを減らす根本対策や
フィルターの小まめな清掃
エアコン内部、熱交換器の乾燥促進など
多方面からの対策によって
健康被害のない範囲へと抑え込み
快適な冷房環境を作るように
努力してみましょう。
今日は、
‟【季節の変わり目、エアコン手入れの振り返り】
家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第26回”
~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~
として
エアコンの冷房運転が
ひと段落付いたので
次シーズンの快適の為に
カビ対策のお手入れについて
振返ってみました。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
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『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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