【今日は『スマトラ沖地震』から20年です】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第24弾

今から20年前、スマトラ沖地震では大きな被害が発生しました。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

川越市 K邸 外観(2003年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が759回目です。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその24回目

【今日は『スマトラ沖地震』から20年です】

をおとどけします。

 

 

2004年12月26日、

今からちょうど20年前の今日

 

マグニチュード(M)9.1の超巨大地震

『スマトラ沖地震』が発生しています。

 

観測史上で、M9以上の超巨大地震は

世界でも4回しか起きていません。

 

1960年のチリ地震(M9.5)

1964年のアラスカ地震(M9.2)

2004年のスマトラ沖地震(M9.1)

2011年の東北沖地震(M9.0)

 

M9以上の"超巨大地震"はプレートの境界で起こりがち。

 

スマトラ沖地震でも

多くの被害は「津波」によるものでした。

 

大津波がインド洋で発生し

タイやスリランカの街を襲い

 

対岸のアフリカ大陸にも達したそうです。

 

死者、行方不明者は22万人以上とされ

日本人も約40人の方が犠牲となっています。

 

特に被害が甚大だったのが

インドネシア・スマトラ島北端のアチェ州で

16万人以上が亡くなられたとのこと。

 

超巨大地震と、それに伴う大津波の恐ろしさを

思わざるを得ない犠牲者数といえます。

 

 

 

月曜日のブログにも書きましたが

南海トラフ地震や首都直下型地震が

 

30年以内に発生する確率は

70%を超えています。

 

特に、南海トラフ地震は

必ず「巨大津波」も発生するはずです。

 

 

残念ながら、軽く低層の木造住宅で

「巨大津波」に備えることは

難しいと言わざるを得ません。

 

 

なので、もし「これから」を

お考えの方であれば

 

ハザードマップで

「津波浸水想定」をチェックして

安全な場所での家づくりを

お考え下さい。

 

 

残念ながら、所有する土地が

浸水被害エリアで

 

その場所を離れることが難しい

というケースも有ろうかと思います。

 

その場合は、

非難すべき場所を事前に確認しておき

巨大地震が発生したら

 

躊躇することなく、避難場所を

目指してください。

 

 

津波の圧力や速さ、高さなどについて

下記のブログで解説してます。

 

 

高さ1mの津波の圧力は

約2㌧/㎡です。

 

幅10mある建物であれば

20㌧の力で押されるということ。

 

なので、高さ2m以上の

津波が押し寄せれば

 

木造住宅は、倒壊しちゃうのです。

 

 

 

また、津波の速さは

水深10mで、時速36kmです。

 

ということは、秒速10mなので

100m走のオリンピック選手と

同じ速さで迫って来るわけです。

 

そうです、

津波は来てからでは間に合わない

ということ。

 

 

 

この年末年始のお休みに

ご家族揃ったら

是非、こんなことも考えてみて下さい。

 

 

 

今日は、

‟【今日は『スマトラ沖地震』から20年です】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第24弾”

というテーマで

30年以内に起こるであろう

南海トラフ地震でも懸念される

プレート型の超巨大地震による

「津波」の恐ろしさについて

考えてみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

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