「能登半島地震」から学ぶべきこと。第三弾『土地選びからリスクヘッジを!』
☝地盤リスクには、SWS試験と『微動探査』で。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで』『納得して』
そして、なにより
『楽しんで』の家づくりを
お届けしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 H邸(店舗併用住宅) インテリア(2009年竣工)
そんな蓮見工務店に
興味を持っていただいたあなたに
家づくりのこと
蓮見工務店のこと
そして、わたしのことを
少しでも知ってもらうために
365日、毎日書いているブログの
今日が486回目です。
今日の花はカーネーション
なのだそうです。
カーネーションの花言葉は
「無垢で深い愛」
その由来は
キリストが処刑されたときに
聖母マリアの涙から生まれた花
とのことです。
「母の無償の愛」とも
言えるかもしれませんね。
家づくりでは
太陽の光や熱など
自然という「母」からの
無償の恵みに感謝する日として
「パッシブデザインの日」
と勝手に呼ばせて貰う事にします。
さて、先週・先々週と
今月の木曜日は2週連続で
「能登半島地震から学ぶべきこと」
について
このブログでお伝えしてきました。
第一弾では、この災害をもたらした
大きな地震と
住宅被害の概況について
☆地震の揺れによって被害が大きくなるのは
・マグニチュードが大きく(M7.0超)
・震源が浅い「直下型地震」
☆「大地震」は複数回発生する
特徴を確認しました。
先週の第二弾では
こうした大地震に対して
我々が対処すべきことについて
既存建物の耐震診断・改修という観点で
解説しました。
そして第三弾の今週は、
住宅の新築おいて
対策しておくべきことについて
考えてみたいと思います。
新築の場合
建替えでなければ
敷地は自由に
選択できることになります。
つまり、どんなものを作るか?
の前に
どんな場所につくるか?
を選ぶことが出来るのです。
敷地選びとなれば
価格はもちろん、
陽当り、防犯、プライバシー
駅やスーパー、学校からの距離…e.t.c.
様々な検討項目がありますが
そこに、災害への耐性
という観点を、是非追加していただきたい。
そのベースとして
自治体が提供するハザードマップや
国土地理院の「重ねるハザードマップ」
確認すること。
水害や土砂災害
地震の揺れ易さ、液状化リスク等を
概略で確認することが出来ます。
それから、地震で考えると
過去の地震の発生状況や震度を確認できる
気象庁の「震度データベース」も
とても参考になる情報かと思います。
そして、実際の土地を確認する場合
SWS等の地盤調査と共に
「常時微動探査」という
その土地特有の
「揺れ易さ」や「振動周期」を
計測する調査がとても有効になります。
能登半島地震においても
常時微動探査で得られたデータと
実際の被害状況が
有意に関連性を確認することが
出来ています。
土地選びからの家づくりの場合
是非、防災という観点から
敷地の評価をされることを
お勧めいたします。
今日は、
「能登半島地震」から学ぶべきこと。第三弾『土地選びからリスクヘッジを!』
というテーマで
土地探しからの家づくりの場合
敷地の「災害への耐性」について
事前に検討する方法を
考えてみました。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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