あの日から13年、日本はどこへ向かって頑張ってきたのでしょう?
☝あの日から13回目の3月11日がめぐってきました。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで』『納得して』
そして、なにより
『楽しんで』の家づくりを
お届けしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
北本市 H邸 中庭デッキ(2009年竣工)
そんな蓮見工務店に
興味を持っていただいたあなたに
家づくりのこと
蓮見工務店のこと
そして、わたしのことを
少しでも知ってもらうために
365日、毎日書いているブログの
今日が512回目です。
2日間に渡った勉強会が
無事終了しました。
普段あまり使っていない部分の脳を
フル回転した感じで
いやー疲れました。
広島の夜景が、疲れた目と頭に
心地よく映ります。
昨日は「東日本大震災」から13回目の
3月11日でした。
地震発生直後、
子供だけでの下校は危険だと
学校まで迎えに行った
当時、小学生の低学年だった娘が
この春には就職になります。
確実に、月日は流れている
ということを実感します。
でもこの13年
というか、ここ30年以上
日本はどこに向かおうと
してきたのだろう。
今日は知り合いの建材屋さんから
伺った話から。
日本の家づくりは、
かなり曲がり角に来ている気がします。
職人さん不足は、本当に深刻で
経営力のある工務店は
外国人を採用して、
職人として育てています。
制度の関係で
日本だと5年間しかいられないので
手に職を付けた彼らは
日本のあとにカナダに行くそうです。
実はカナダも人口4千万人で
慢性的な人手不足とのこと。
建築人材が欲しいという状況で
日本で5年間学んだ彼らは
カナダでは経験者として
高給で採用されます。
ちなみに、日本では
時給が1,500円にも満たない彼らが
カナダに行くと時給が
5千円を超えるそうです。
そうなると、
年収は最低でも1,500万円です。
オーストラリアの時給も
最低3千円になっています。
なので、ワーキングホリデー制度が
大人気になっています。
オーストラリアに行って
皿洗いをして、年収1,000万円。
そんなこんなで、
日本からはどんどん
人材が流出してしまう状況が
止められません。
これは為替の問題というだけでは
ないのかもしれません。
たとえば、
1ドル150円が75円になっても
時給の価値は2倍にまでです。
なので、
1,200円が2,400円の価値になっても
豪州の最低賃金の3千円になるには、
2割の時給UPが必要になります。
とすれば、労務費は
これからかなり上がるのことに。
職人さんの単価が
今の2万円から、いずれ3万円くらいまで上がって、
その上で、為替が1ドル80円なって
ようやくアメリカの職人とおなじか
少し安いレベルなのです。
知らず知らずのうちに
日本経済は、とんでもなく
沈み込んでしまっていたのですね。
まあ、物価も安いので
海外旅行にでも行かなければ
日常生活で
これほどの落ち込みを
実感する機会もないのですけどね。
「分を知る」ということは
とても大切なことなのでしょうけど
一方で、若い人たちが
豊かな「夢」を見られる
日本であって欲しい
というのも、強く思うところです。
今日は、
‟あの日から13年、日本はどこへ向かって頑張ってきたのでしょう?”
というテーマで
失われた30年といわれる
日本の経済力について
考えてみました。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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