住まいにおける、大地震への万全の「備え」とは?

『微動探査』で、その土地その建物固有の「耐震性能」を測りましょう!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“家づくりの知恵袋、

 マイホーム 問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市 H邸 リビング(2009年竣工)

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知って貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が514回目です。

 

 

さて、今日は木曜日です。

 

毎週木曜日は

「地震」のこと、「災害」のこと

建物の「耐震」のことをテーマに

 

なるべく分かり易く

お伝えしたいと思っています。

 

 

過去のブログも、是非ご覧ください。

 

大きな地震に対して

建物の「備え」として、どうしたら良いか

 

あらためて考えてみたいと思います。

 

 

建物の耐震性能を

分かり易く表示する指標に

「耐震等級」があります。

 

建築基準法で求めている耐震性能は

「等級1」です。

 

これは、震度6強の揺れを受けても

すぐには倒壊しない性能と定められています。

 

つまり、建物はもう住めないけど

最低限、住民の命は守れる頑丈さということ。

 

 

8年前に起きた「熊本地震」の

詳細な被害調査で

 

「耐震等級3」の建物であれば

震度7の地震を2回受けても

小破程度の被害で納まっており

 

引き続き住み続けられることが

明確なエビデンスとして、判ってきました。

 

 

 

しかも「耐震等級3」の建物に

 

「制振装置」という

地震の揺れを、かなりの割合で軽減してくれる

ダンパーのようなものを取り付けると

 

震度7の地震の最中でも

眠っていた幼児が、目を覚まさなかった

という報告もあって、驚きの効果です。

 

 

ハード的には

「耐震等級3」+「制振装置」が

揃えば、ほぼほぼ問題なさそうです。

 

 

 

 

次に、ソフト的に出来ることを

考えてみます。

 

建てた住まいが、

本当に震度7の地震でも

住み続けられるか?

 

繰り返しの強震に対して

何回までなら耐えてくれるのか?

 

やはり、そんなことが

気になりますよね。

 

それを実験できる装置が

Eディフェンスという

防災科研の実大実験施設です。

 

YOUTUBEで実験動画が

公開されていますのでご覧ください。

 

https://youtu.be/UOP-VkVoRKM

 

この実験装置があれば

一目瞭然なのですが

 

実際の住宅を揺らすので

莫大なコストと時間がかかります。

 

 

 

 

そこで、登場するのが

 

パソコン上のシミュレーションで

Eディフェンスと、

ほぼ同様の結果が得られる

『Wallstat』というソフトです。

 

計画住宅の簡単な3次元モデルを作り

用意されている、過去に起きた

実際の地震動データを入力すると

 

Eディフェンスと同様に

倒壊の有無や損傷の状況を

 

アニメーションで

確認することができるのです。

 

 

このソフトは、対象住宅に

入力した地震動による

損傷履歴が残るので

 

何回までなら、強い地震に耐えられるかが

ほぼ正解に分かるのです。

 

これは「備え」として

とても重要なシミュレーションとなりますよね。

 

 

 

 

そして、もう一つ注目すべきなのが

地盤です。

 

どれだけ建物を丈夫につくっても

地盤がゆるゆるだと

耐えるにも限界があるのです。

 

しかも、地盤の状況は

場所場所で、千差満別ですから

 

その場所に建つ住宅の

本当の耐震性能は分らない

ということに陥りそうです。

 

 

そのピンチに有効なデータをくれるのが

『微動探査』という計測装置です。

 

これを使うと

その地盤の固有の強さが推定出来て

 

その地盤の上に建つ住宅に

どんな影響が出そうなのかが

判るという優れものです。

 

 

 

また、出来上がった住宅の床で

『微動探査』をすると

 

その地盤の上に建つ、その建物の

実際の耐震性能が明確になる

ということのようです。

 

 

どうでしょう、

ここまで来ると

本当に安心出来そうではないですか?

 

蓮見工務店では

お客様に安心を届けるため

 

「耐震等級3」+「制振装置」

という建物躯体を標準化し

 

『Wallstat』での繰り返しの強震への

シミュレーションも内製化しました。

 

『微動探査』に関しても

日頃、お付き合いのある地盤調査会社が

業務を開始しましたので

安価で実施することが可能になりました。

 

 

大地震への万全な「備え」を

是非、ひとりでも多く

採り入れていただきたいと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟住まいにおける、大地震への万全の「備え」とは?”

というテーマで

今、わたしが考えうる

『最上の耐震対策』

というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

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