家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第2弾 建物の重さはどれくらい?

地震の力は建物が重いほど強く影響します。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市  O邸 リビング(2013年竣工)

 

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知って貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が535回目です。

 

 

昨日は「津波注意報」がでて

ビックリしましたね。

 

台湾でマグニチュード7.2の

大きな地震がおきたそうです。

 

10名の犠牲者と1千人以上の

負傷者が出ている大災害で

建物倒壊などの被害も出ているようです。

 

 

 

そして今日は

福島県沖でマグニチュード6.0

震度4の地震が発生しました。

 

 

それぞれの地震には

関連性はない、ということなのでしょうが

 

日本列島付近の地殻が

活動期にある、ということは

強く感じる、今日この頃です。

 

 

 

 

 

さて、木曜日の今日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

の第2弾として

『建物の重さ』の”いろはの

をおとどけします。

 

今回も参考にさせて貰うのは

こちらの本です。

 

 

取っ付き辛い「構造」のことを

凄く分かり易く

解説してくれていますので

 

良かったら手に取ってみて下さい。

 

 

構造のいろはで、

なぜ最初に重さについて学ぶのか

というと

 

地震の力は

建物の重さに応じて

作用するからなのです。

 

建物が重くなればなるほど

地震の力も大きく

その建物に作用する

ということを、

なんとなく覚えておいてください。

 

 

 

ところで、わたしたちが作っている

木造2階建ての住宅の重さがどれくらいか

想像つきますか?

 

総二階建ての30坪の住宅で

だいたい75㌧~100㌧くらいになります。

 

 

最近の住宅は1階床の下に

ベタ基礎という

面で建物の重さを受ける基礎を介して

地面の上に建っています。

 

そして、

建物の重さを、ベタ基礎の面積で

割った値を「接地圧」といいます。

 

【接地圧=建物の重さ÷ベタ基礎の面積】

 

 

 

この接地圧に対して、地面(地盤)が

耐えるだけの強度があれば

建物は、その地面の上に

安定して建っていられるということです。

 

一方、接地圧よりも地盤の強度(地耐力といいます)が

低いとなると

建物が沈下してしまったり

傾いてしまったりするという訳です。

 

 

 

では、総二階30坪で80㌧の住宅の

接地圧はというと

 

80㌧÷(30坪/2階×3.3㎡)≒1.6㌧/㎡

 

となります。

 

1m×1mの広さに対して1.6㌧の

重さが載るというイメージです。

 

 

では、次に人間の「接地圧」を

考えてみましょう。

 

体重が70kgで、足の大きさが27cm

(足の幅は平均で8cmとします)

とすると

 

0.07㌧÷(0.27m×0.08m×2足)≒1.6㌧/㎡

 

え、え、え…。

 

そうなんです。

人間が両足で立っているときの

足の裏から地面に伝わる接地圧と

 

30坪総二階建ての木造住宅の

接地圧とが

 

おおよそ一緒、だということなんです。

 

これ、チョット驚きですよね。

 

 

 

でも、田んぼの中でもなければ

人間が立っているだけで

ずぶずぶ足が沈んでしまう

なんて地面は、そう無いですよね。

 

 

では、なんで

住宅を建てるのに

地盤改良しなければならない

地耐力の低い土地に

 

人間が立っていて

地盤沈下がおきないのか?

 

その解説は、次回のお楽しみ

ということで

みなさんも少し考えてみて下さい。

 

 

 

今日は、

‟家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第2弾 建物の重さはどれくらい?”

というテーマで

建物重さを考える際の

接地圧についての解説と

人間の接地圧との比較

について勉強してみました。

 

 

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思わず自慢したくなる

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あなたにとっての

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これからも、住まいに関わる

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情報提供したいと思います。

 

 

 

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