【津波の強さはどれくらい?】家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第8弾

ご自宅で森林環境の保全に協力できる『MODRINAE』。素敵なプロダクトです!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市  K邸 手洗い(2018年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が571回目です。

 

 

今日5月16日は《旅の日》です。

あの有名な『奥の細道』で

松尾芭蕉が旅立った日とのこと。

 

「弥生も末の七日」なので

旧暦3月27日ですが

新暦に直すと、5月16日になるそうです。

 

このあたりの詳しいことは

昨年の今日、ブログに書いています。

 

 

 

いま、わたしが旅に出れるとしたら

行きたい場所が2つ。

 

 

一つ目は、高知県の《四万十川》です。

上流からカヌーに乗って

ゆっくりと下っていく旅に憧れます。

 

 

川漁師さんたちが獲った

天然ウナギや鮎、川エビなどに舌鼓を打つのも

想像しただけでヨダレものです。

 

 

 

二つ目は、和歌山県の《熊野古道》を

歩くこと。

 

いにしえ人たちの足跡をたどりながら

日本人の”こころの源流”みたいなものを

感じたいなと

 

いつか、いつかはと思いながら

なかなか実現しないでいます。

 

 

 

 

この《熊野古道》の舞台

和歌山県田辺市発の

 

自宅や職場などで苗木を育て山に返す

森林保全の体験型プロダクト

 

『MODRINAE(戻り苗)』

 

が注目を集めているそうです。

 

≪Yahoo! JAPAN SDGs の記事から≫

 

自宅で苗木を育て、2年後に植林されます。

 

このプロダクトを手掛ける林業ベンチャー

「ソマノ・ベース」の代表 奥川季花さんは

 

学生時代に大規模な土砂災害で

故郷の美しい景色と友人を失いました。

 

2011年9月の台風で起きた土砂災害。60人以上の命を奪いました。

 

その経験から、自分に何が出来るのか?

を模索し続けた先に

 

「土砂災害を生まない為の山づくり」

をテーマとして

 

誰もが、身近な暮らしの中で

豊かな森林の保全に関わることの出来る

このプロダクトに辿り着いたとのこと。

 

 

多くの大切な人や物を

一瞬にしてのみ込んでしまう大規模災害。

 

あの時、助けられなかった

地元に暮らす友人や、豊かな自然

 

当たり前だと思っていた穏やかな日常が

全部壊れたときに初めて気づいたこと。

 

この町が、自然豊かな美しい場所

そして自分にとって、

とても大切な場所だったということ。

 

奥川さんの地元、田辺市の豊かな自然環境。

 

だから「災害そのものをなくす」

ことこそ、

地元の人が本当に望むことと考え

彼女の原動力になっているそうです。

 

是非、応援させていただきたくなるお話で

 

早速『MODRINAE』を

購入しようと思ったのですが

現在は販売終了していて

次回は11月頃を予定しているそうです。

 

もし、ご興味をお持ちになられたら

 

MODRINAE | 育てて、植える観葉植物。(@modrinae.jp) • Instagram写真と動画

 

にアクセスしてみて下さい。

 

「ソマノ・ベース」代表 奥川季花さん。素敵な笑顔ですね!

 

 

さて、木曜日の今日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

の第8弾として

『水の力』の”いろはの

をおとどけします。

 

今回も参考にさせて貰うのは

こちらの本です。

 

 

取っ付き辛い「構造」のことを

凄く分かり易く

解説してくれていますので

 

良かったら手に取ってみて下さい。

 

 

これまで、建物に関わる

「地震」や「風」の”力”について

勉強してきました。

 

 

 

 

今日は「水」の”力”について

勉強してみたいと思います。

 

水の力とは、いわゆる水圧(水の圧力)で

水に押される力ということです。

 

建物の場合、影響があるのが

津波や大水などの

動水圧(動いている水の圧力)になります。

(H23国交省告示第1318号に規定アリ)

 

・津波の圧力(qz)の算定式

qz=ρg(ah-z)

 

ρ:水の単位体積重量(kN/㎥)

g:重力加速度(9.8m/s2)

a:水深係数(3)

h:津波浸水想定に定める水深(m)

※ハザードマップにより確認)

z:建物の各部の高さ(m)

 

まあ、一般の方が

この計算をすることは無いかと思います。

 

ザックリいうと

1mの津波が及ぼす水の圧力は

壁1㎡あたり約2㌧となります。

 

つまり、幅が10mの住宅であれば

20㌧という大きな力で押されている

というイメージをして貰えればと思います。

 

 

 

ちなみに、津波の速さについても

調べてみました。

 

津波の速さは、

水深×重力加速度の平方根です。

 

水深が1000mであれば

約100/秒(時速約360km)

 

水深が10mであれば

その1/10なので、秒速10mとなります。

 

 

 

さらに、津波の高さを調べると

 

水深が深い場所から浅い場所に移動すると

速度が遅くなる分

津波のエネルギーは、高さ方向に向かうそう。

 

津波の高さは

水深の4乗根に反比例するとのこと。

 

水深1000mの海で

高さ1mだった津波が

 

水深10mの場所に来ると

3.16mの高さの津波になるということです。

 

 

 

こんなことも知っていると

いざ津波!となった時に

 

自分のいる家のまわりが

どんな状況になるかも

ある程度想定が出来ますよね。

 

 

「災害そのものをなくす」ことに

自分が出来る範囲で努力すること

 

それでも起きてしまう災害に対し

予測し、対策を練っておくこと

 

こうしたことが、身近な人々の

大切な命を守ることに繋がるかと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟【津波の強さはどれくらい?】家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第8弾”

というテーマで

建物に影響する

水の力(水圧)について

勉強してみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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