【どこに《お金》を掛ける?”30年後も良い家”のために】 家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第7弾

昨日は大阪で木質繊維断熱材の可能性についてセミナーに参加してきました。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市  K邸 畳コーナー(2018年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が574回目です。

 

 

昨日は日帰りで大阪出張でした。

 

朝7時過ぎに出掛けた時

埼玉はかなりの雨が降っていましたが

 

静岡あたりで青空が見え始め

大阪に着いた頃には

 

 

ピーカンの五月晴れで、気分も爽快!

もう、夏を予感するようでした。

 

 

 

 

 

今回の出張の目的は

イケダコーポレーションさん主催の

セミナーに参加すること。

 

テーマは、同社が輸入販売している

ドイツ製の木質繊維断熱材

『シュタイコ』について

 

岐阜県立森林文化アカデミー

辻充孝教授の分析データの解説です。

 

 

 

ところで、何故わざわざ大阪まで行ってまで

このお話を聞きたかったかというと

 

この『シュタイコ』という断熱材が

日本で一番使用されてるグラスウールに比べ

20倍以上の《熱容量》があるからなのです。

 

 

では、なぜ《熱容量》に注目するのか?

 

室内外の熱の移動については

 

《断熱性能》(熱貫流率:熱の通り難さ)

ばかりでなく

《熱容量》(その素材がどの位熱を蓄えられるか)

も大きな影響があって

 

特に、夏の温熱環境を調えるのに

かなり有効に作用することが

分かっているからなのです。

 

 

ここから先は、かなり専門的な話もあるので

毎週土曜日に書いている

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編” で

お話し出来たらと思います。

 

 

 

さて、毎週火曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”

~暮らしの安心のための《お金》”いろはの”~

 

というのをブログテーマにしています。

 

今日はその第7弾

【どこに《お金》を掛ける?”30年後も良い家”のために】

をおとどけします。

 

 

家づくりの予算を考える時に

先ず意識するのは

 

土地代、工事費、諸経費等の

いわゆる、イニシャルコスト

だと思います。

 

 

今日の話題は、そのイニシャルコストに

“30年”という時間軸も考慮し

 

ランニングコストや修繕費を加えた

《トータルコスト》で考えませんか?

というお話です。

 

 

今から26年後の2050年の気温予測では

産業革命前との比較で

 

温室効果化ガス排出量を

効果的に削減できたとして1.7℃上昇

 

このまま高い排出量を続けた場合

2.4℃の上昇

 

と試算されています。

 

 

 

平均気温が2度上昇すると、

熱波や干ばつ、豪雨、台風の巨大化など

極端な気象状況が深刻化すると言われてます。

 

 

つまり、30年後の日本の夏は

今より更に猛暑化している可能性が高いのです。

 

それと、廃棄物においても

処分に温室効果ガスを排出するものに対して

法規制や、高い課税対象となる

可能性ものあります。

 

 

 

そんな視点で考えた時

今回のセミナーは、とても示唆に富んでいて

 

熱容量が大きく、夏型断熱材と言われ

自然素材で、廃棄時に環境負荷の無い

木質繊維断熱材『シュタイコ』は

 

それだけでも、十分に検討に値する

未来志向の建築素材といえそうです。

 

 

金額は、グラスウールの数倍にもなりますが

将来の負担のへの先行投資

 

未来を担う、子どもたちへ

美しく住みやすい地球を届ける

 

そんな想いで

この木質繊維断熱材を

設計に採り入れてみたいと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟【どこに《お金》を掛ける?”30年後も良い家”のために】

家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第7弾”

というテーマで

30年後を見据えた

暮らし易さ、

ランニングコスト、

地球環境への負荷などについて

考えてみました。

 

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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