【沖縄『慰霊の日』。正確な情報と冷静な判断を】

 

今日6月23日は、沖縄『慰霊の日』です。79年前の悲劇を繰り返さないために…。

 

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

 

こんなお家つくってます。

 

 

久喜市 Y邸 階段ホール(2016年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が605回目です。

 

 

昨日、梅雨のない北海道と

既に梅雨明けいている沖縄で

高校野球の地区予選が始まりました。

 

 

今年もまた、熱い夏がやって来るのですね。

とっても楽しみで

甲子園の決勝が終わる8月下旬までの

約2カ月間は

なんだかんだ、高校野球の話題で

盛り上がっています。

 

昨年は、神奈川県代表

慶応高校の《エンジョイベースボール》が

大きな話題となりました。

 

前監督の上田誠さんが指導していた

15年前頃から

 

日本の高校野球には無い

アメリカナイズされた、

スマートな考え方や取り組み方に

すごく共感していたので

 

『慶応高校野球』が全国を制覇したことは

感慨無量の出来事でした。

 

 

15年前の当時、上田さんが重視した

「自主性」や「合理性」といったものは

 

「管理」や「強制」が一般的な『高校野球界』に

素直に受け入れられるものではありませんでした。

 

とくに「髪型自由」などがクローズアップされて

変な誤解を生み

ある種のアレルギーさえもあった気がします。

 

全国制覇をしたことで

《エンジョイベースボール》の本質への

理解が広がり

『高校野球』のバリエーションが増えることが

また一つの楽しみになりました。

 

 

今年はまた、どんなドラマが

待っているのでしょう?

 

 

 

 

予選がいち早く始まった沖縄では

今日『慰霊の日』を迎えます。

 

79年前の夏、

日米の軍民約20万人余の命が奪われた

沖縄本島での地上戦。

 

『平和の礎(いしじ)』には

今年181人が追加され

刻銘数は24万2,225人になったそうです。

 

 

 

当時、沖縄の人達は、米軍の攻撃を逃れ

ガマと呼ばれる洞窟に隠れていたそうです。

 

沖縄本島南部読谷村の

チビチリと呼ばれるガマに避難した

約140人の住民のうち83人が

火を放つなどして自らの命を絶ちました。

 

いわゆる『集団自決』です。

 

ただ『集団自決』といっても、

犠牲者の6割は18歳までの子供たちです。

『自決』というには

あまりにも悲しい惨劇だと思います。

 

 

 

大人が『集団自決』を選択したのは

 

「日本軍が中国人を虐殺したのと同様に

今度は自分たちが米軍に殺される」

 

という恐怖があったから。

 

また、旧満州から里帰り中の女性が

「敗戦国の女性がどんな目に遭うのか」

を話し、自死を勧めたとの証言も残っています。

 

 

日本の兵隊が中国で行った残虐な行為が

翻ってガマにいた人々の恐怖心につながり

自決という判断に繋がってしまった。

 

ちなみに、沖縄で戦った日本の主な部隊が

中国の戦場から転じた将兵たちだったそうです。

 

 

正確な情報が得られない状況では

憶測は、最悪な方向へと向かいがちです。

 

まして、極限の状況においては

集団心理も働いて

合理的な思考や判断が出来なくなってしまう。

 

アメリカという国の「合理的」な考え方や

ヨーロッパ戦線での戦後処理の仕方について

少しでも正確な情報が入っていたら

判断は、全く別のものになったかもしれません。

 

 

被害者か加害者か、民間人か軍人か

そんな境界線がすべてぼやけ

結果として、弱い者が犠牲を強いられる。

 

それが戦争なんだということを

 

そして、正確な情報を広く得ること

その情報を基に、冷静に判断することを

 

今日、この日に

心に刻み込みたいと思います。

 

 

 

 

今日は、

‟【沖縄『慰霊の日』。正確な情報と冷静な判断を】”

というテーマで

79年前の悲劇を繰り返さぬよう

いま、私たちが心にすべきこと

について考えてみました。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

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