【大阪・関西万博の円形大屋根について学ぼう】 家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第9回

『大阪・関西万博』のシンボル、円形大屋根について学んでみましょう!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

 

こんなお家つくってます。

 

久喜市 Y邸 玄関 (2016年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が606回目です。

 

 

暑かったですね!

日中の最高気温が34℃と

猛暑日寸前の暑さでした。

 

梅雨の走りでこれですから

梅雨明け後は、

いったいどんな気候になるのか

いまから戦々恐々です。

 

 

さて、毎週月曜日は

テーマを限らずに

家づくりについてのお役立ち情報を

おおくりしています。

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

 

第9回【大阪・関西万博の円形大屋根について学ぼう】

 

というお話です

 

 

住まいとは直接関係は無いのですが

同じ木材による構造物ということもあり

 

また『大阪・関西万博』そのものに

あまり関心を持っていなかったので

 

ここで少し勉強してみようと思った次第です。

 

 

 

『大阪・関西万博』は

来年の4月13日~10月13日までの

183日間の会期で

 

大阪市の人工島「夢洲」という場所で

開催されるそうです。

 

 

その会場のデザインプロデューサーを

務めているのが

建築家の藤本壮介さん。

 

そこで、藤本氏への

円形大屋根に関するインタビューが

ありましたので

ご紹介させていただきます。

 

 

 

インタビュー1

《なぜ木造なのか?》

 

欧州に行くたびに、社会全体として木造が

強くプッシュされていて

 

脱炭素やサステナビリティーに基づく

木造への関心の高さは、

もはや一過性のブームではないと感じている。

 

日本は木造建築の長い歴史と伝統があるのに

現代では世界から遅れていて、まずいと思った。

 

1889年のパリ万博で

鉄骨のエッフェル塔が登場したように

その時代の最先端の素材で

万博の建築物をつくることには意味がある。

 

2025年なら木造だ。

これからの万博で

「鉄骨で格好いい建築物をつくりました」

と言っても、

世界には通用しないでしょう。

 

大屋根に使う木材を現しでつくっているのも

未来の風景や建築物の方向性を

「空間体験」や「デザインのクオリティー」として

分かりやすく示したかったから。

 

「木造でこれだけのものがつくれるのか」

という驚きを世界に与えたい。

 

 

 

インタビュー2

《なぜ円形なのか?》

 

大屋根には機能性と万博の象徴という、

大きく2つの役割がある。

 

広い会場のどこからでも見える大屋根は

迷子になっても目印になる。

 

円形なら等距離で大屋根まで戻れるから

安心できる。

一番近い大屋根の下までなら

誰でも移動しやすいだろう。

 

一方、万博のシンボルとしての大屋根は

「記憶に残りやすい強い形」

にしたかった。それが正円だ。

 

 

円形にはヒエラルキー(格差)もない。

唯一、特別な場所があるとすれば、円の中心。

 

そこにはパビリオンを置かず、

「静けさの森」にする。

 

まだ何もなかった夢洲(ゆめしま)を

初めて視察に来た時

「空が大きい」と感じ、みんなで空を見上げた。

 

「この空にはどんな建築物もかなわないな」

と思いながら、

来場者もきっとこの空を見上げるだろうと想像し

大屋根で丸く切り取りたいと考えた。

 

 

 

どうでしょう。

見に行って、圧倒的な木造大屋根の存在感と

 

丸く切り取られた大きな青空への感動を

感じてみたいと思いませんか?

 

今まで、あまりにも無関心だった分

これから色々知ることによって

楽しみがふえそうです。

 

 

今日は、

‟【大阪・関西万博の円形大屋根について学ぼう】

家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第9回”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

として

来年開催される

「大阪・関西万博」のメイン会場

円形大屋根について

藤本壮介さんへのインタビューを

紹介いたしました。

 

 

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思わず自慢したくなる

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これからも、住まいに関わる

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情報提供したいと思います。

 

 

 

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このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

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