【巨大化する台風に《耐風等級》だけで大丈夫?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第11弾
☝地球温暖化と共に、台風による記録的な被害が年々増加しています。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
久喜市 Y邸 客間(2016年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が608回目です。
今日は日中30℃近くまで上がりましたが
湿度が低めでしたので
比較的すごしやすい一日でした。
19時30分現在
気温26.3℃、絶対湿度15.9g/㎥と
ギリギリ快適域でしょう。
この水蒸気量であれば
時間と共に気温も下がるはずで
今晩もエアコンなしで決定!ですね。
明日は5日ぶりの雨予報で
一日中、梅雨らしい
しとしと雨が朝から降りそうです。
最高気温が23℃予想なので
すこし肌寒いかもしれません。
関東地方では、こうした静かな
梅雨前半らしい空模様ですが
北九州地方では
今夜から明日午前にかけて
《線状降水帯》が発生する危険があり
長崎、佐賀、福岡、熊本、大分、山口で
警戒が呼びかけられています。
これから梅雨の末期に向かって
こうした災害をもたらす気候が
たびたび発生しますので
気を付けなければいけません。
さて、毎週木曜日は
“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”
~家族の安全を守る構造”いろはのい”~
をテーマにブログを書いていて
今日はその11回目
【巨大化する台風に《耐風等級》だけで大丈夫?】
をおとどけします。
これから梅雨明けと共に
台風や突風を軽快しなければならない
シーズンになります。
建物の構造でいえば
《耐風性能》という性能が
クローズアップされます。
建築基準法と品確法により
建物が備えるべき耐風性能が
明確化されていて
①地域による基準風速
②その地域の特性
(海岸に近いとか都市部か否かとか)
③ビル風の影響
④建物の高さ
⑤建物の形状
を勘案し、具体的には
風速50m/sの風にも耐えられることを
建築基準法で求めています。
(品確法の耐風等級1、等級2はその1.2倍の強度)
ただ、ここ数年
風速50m/sを超えるような台風も発生して
日本全国で、甚大な被害が
毎年発生する事態となってます。
また、建物被害としては
平均風速が20m/sを超えるようになると
突風による飛来物が窓ガラスを割り
建物内に強風が入り込む危険性も高くなります。
飛散したガラスでのケガや
風雨が入ることで
腐食やカビの発生など
高額のリフォーム費用が必要になること
風圧で、屋根が吹き上がり
場合によっては、屋根ごと飛ばされる
などの被害も発生しています。
構造体の耐風性能を確保すると共に
開口部の強風対策にも
気を配る必要がありそうです。
たとえば、掃出し窓などの大きな開口部は
雨戸や耐風シャッターを付けたり
小窓であれば
水密性能や耐風圧性能を確保し
ガラスを安全合せガラスにすることで
大幅にリスクを軽減できます。
☝『動画で見るYKKapの台風対策』
新築ではもちろん
リフォームでも対応できる商品が
多く用意されてますので
補助金も手厚く用意されている
この夏のシーズンに
是非検討してみて下さい。
今日は、
‟【巨大化する台風に《耐風等級》だけで大丈夫?】
家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第11弾”
というテーマで
年々増加傾向にある
台風災害に対抗するには
開口部の対策も大切です
というお話でした。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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