【高断熱・高気密住宅のリアルな感想】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第15回

高性能住宅にお住まいの方に、リアルな感想をアンケートしています。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

北本市  F邸 玄関ホール(2007年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が624回目です。

 

 

今週は水曜日から

3日連続での梅雨空でしたので

 

今日の晴れ間は

ちょっと嬉しかったりします。

 

 

夕方6時現在で

気温27.4℃

絶対湿度19.1g/㎥と

快適域より、少し湿度が高いですが

 

南西よりの、風速2m/s前後の風が

吹いていますので

体感温度は、より低く感じて

とても心地よいです。

 

 

今日は、地元北本で

地鎮祭がありました。

 

 

亡き父が40年以上前に建てさせて頂いた

2階建の住宅の建て替えで

 

代替わりをしても

変わらずのご愛顧をいただけるというのは

本当にありがたいものです。

 

 

年内竣工を目途に

これから頑張らせていただきます。

 

住宅の40年間の進歩を

実感してもらえると嬉しいです。

 

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその15回目

【高断熱・高気密住宅のリアルな感想】

をおとどけします。

 

 

今日のテーマで参考にさせて頂くのは

工務店の必読書で

わたしも愛読している

 

新建ハウジングの

『月刊アーキテクトビルダー』

2024年4月号で

 

 

 

"生活者600人に聞きました

「自宅の性能」のコト 知ってる?

 

というアンケート結果の記事から。

 

 

この記事では、実際に高性能住宅を建てた方

600人を対象に

 

「家づくり」で、何を重視したのか?

高性能住宅で、何に満足しているか?

高断熱住宅に住んでみて、何が変わった?

 

といったことをアンケートしていて

高性能住宅の実像に迫っています。

 

 

まず、

《自宅の性能、購入時にどれくらい重視した?》から

 

断熱・気密性、耐震性、利便性がベスト3です。

やはり、温熱性能と耐震性能に関心があった

ということですね。

 

 

 

次に

《自宅の性能、住んでみて満足してる?》です。

 

日々の暮らしで、実感できる

断熱・気密性の満足度が高いことは

予想通りでしょう。

 

実際に、蓮見工務店のお客様も

温熱性能の良さが、暮らし易さに直結していて

満足度の高さをお伝えいただくことが多いです。

 

意外だったのが、耐震性です。

これは、大きな地震が来ないと

実感できない事なので

 

潜在意識の中での「安心」が

日々の満足につながっている

ということなのでしょう。

 

 

つぎは

《「断熱・気密性」住んでからどう感じた?》

 

かなり重視した方は、

圧倒的に「冬は暖かく、夏は涼しく、快適」と

回答している反面、

 

どちらかといえば重視しなかった

まったく重視しなかった方たちは

「思ったよりも、冬は暖かかったが、

夏も暑かった」

と回答される割合が高くなっています。

 

ここが、高断熱・高気密住宅の課題点で

断熱性能が良くなる分

しっかりと日射遮蔽をしないと

却って熱くなる、という状況を招きがち

 

これから、地球温暖化が進むと

より、この傾向に拍車がかかるので

 

しっかりと対策しないと

折角の高性能住宅が、残念なことに

なってしまいます。

 

 

 

つぎは

《高断熱住宅に住んでみて、暮らしはどう変わった?》

 

この結果を見ると

高性能住宅をご提案している身としては

すごく嬉しくなります。

 

・家事が楽になった

 

・家で過ごす時間が長くなった

 

・光熱費が下がった

 

・ストレスが減った

 

・寝起きが楽になった

 

・家に人を招く機会が増えた

 

・体調を崩しにくくなった

 

等々、日々の暮らしの"潤い"とか

"負担減"に繋がっているのが見て取れて

これこそが『高性能住宅の神髄』なんだと

思いますね。

 

 

 

最後に、ちょっと意外な結果も

《自宅で「冬」過ごすとき、どんな服装?》

 

断熱性能が上がっても、室内での服装は

「長袖のトップス+長めのボトムス」

が大半をしめていて

 

高性能だからといって薄着になる

という傾向にはならないのです。

 

北海道では、

冬の室内は「半袖+短パン」などと聞きますが

 

温暖地域では、住宅の高性能化によって

室温を上げるというよりは

 

温熱環境はそのままに、

高性能化の恩恵は、光熱費削減に向ける

ということなのかもしれません。

 

 

予想通りだったこと

かなり意外な結果だったこと

色々ありますが

 

これが、一つの

『高性能住宅のリアル』なのだと思います。

 

伝えらえていること

説明が不足していること

そもそも、

わたしの勉強が足りないこと

 

見えてきた課題をひろって

より良い暮らしの実現に向けて

勉強していきたいと思います。

 

 

 

今日は、

‟【高断熱・高気密住宅のリアルな感想】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第15回”

というテーマで

高性能住宅の現在地と

その課題について

勉強してみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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