【酷暑の夏の過ごし方、オフィスごと避暑地に引越しは?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第14回

軽井沢にあるレーモンド事務所の『夏の新スタジオ』

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市  F邸 LDK吹抜(2007年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が617回目です。

 

 

今日は半端ない暑さでした。

午前9時前には30℃を超え

 

午後2時過ぎから5時過ぎまで

37℃オーバーで

 

午後7時を過ぎても

まだ35℃を下らないという

 

まさに酷暑の一日です。

 

先程計ってみたら

絶対湿度も23.3g/㎥もあって

 

これでは、夜間も

気温は下がらないでしょう。

 

こんな日は、エアコンに

頑張って貰うしかなさそうです。

 

 

こう暑いと

山や高原の避暑地に出掛けたい

なんて話題も出て来ますよね。

 

 

 

標高が高くなると

空気が薄くなり(気圧が下がり)

それに伴って気温も下がります。

 

 

水蒸気を含まない乾いた空気であれば

高度100mあたり1℃

 

水蒸気を含む、通常の大気であれば

高度100mあたり0.65℃ほど

 

気温が下がると言われています。

 

 

日本で一番高いところである

富士山頂では

3776m÷100m×0.65=24.5℃

 

つまり、東京で35℃の猛暑日でも

富士山頂では10.5℃と

真冬並みの気温なのです。

 

 

 

では、東京が35℃の猛暑日に

各地の避暑地ではどんな気温になるか

見てみたいと思います。

 

・軽井沢=標高940m

35℃-940m÷100m×0.65℃=28.9℃

 

ジョン・レノンも愛した「万平ホテル」

 

・日光中禅寺湖=標高1270m

35℃-1270m÷100m×0.65℃=26.8℃

 

中禅寺湖畔に立つ、レーモンド設計の「旧イタリア大使館 別荘」

 

・那須高原(湯本)=標高800m

35℃-800m÷100m×0.65℃=29.8℃

 

那須高原 二期倶楽部の一角にある「アートビオトープ那須」

 

 

・蓼科高原=標高1300m

35℃-1300m÷100m×0.65℃=26.6℃

 

・上高地=標高1500m

35℃-1500m÷100m×0.65℃=25.3℃

 

ということなんです。

 

 

エアコンという冷房設備が

まだまだ、一般的ではなかった時代

 

夏季の一定期間

避暑地にオフィスを移すというのも

 

作業効率や健康面を考えると

理にかなった選択だったのですね。

 

 

 

これだけ気候変動が進んできて

地球温暖化が厳しい状況になり

通信環境が高度化した現代であれば

 

もう一度、オフィスを避暑地に

というのもアリだったりしませんかね?

 

 

これから人口も減って

空き家も増えていくので

 

メインの住まいのほかに

避暑地に「夏の家」を、

セカンドハウスとして所有して

そこから近くのオフィスに通う

 

そんな暮らし方も

なんか良かったりしませんか?

 

レーモンド「夏の新スタジオ」内部。夏でも夜には暖炉に火が。

 

 

今日、土曜日の

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

その14回目は

【酷暑の夏の過ごし方、オフィスごと避暑地に引越しは?】

をおとどけしました。

 

 

 

今日は、

‟【酷暑の夏の過ごし方、オフィスごと避暑地に引越しは?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第14回”

というテーマで

強烈な暑さとなった今日

これからの夏の過ごし方について

大胆に考えてみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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