【構造計算とは?何を計算し確認するもの?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第16弾

住宅の構造の安全を確認するには「構造計算(許容応力度計算)」がおススメです。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市 S邸 外観(2006年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が642回目です。

 

 

8月に入りました。

月が替わって、

少しは酷暑も和らぐかと思いましたが

 

太平洋高気圧も健在で

その上空には

大陸からの、チベット高気圧が被って

 

なかなかしぶとい暑さになりそうです。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその16回目

【構造計算とは?何を計算し確認するもの?】

をおとどけします。

 

今回も参考にさせて貰うのは

 

「構造塾」佐藤実氏のコラム

 

"本当にヤバイ木構造の話"

~これからの木造住宅の耐震性能~

 

です。

 

 

《構造計算とは?》

 

木造住宅を設計するときに、

住宅に作用する『荷重』にたいして

「安全であること」

「快適であること」

を計算で確認するのが《構造計算》です。

 

 

では、『荷重』とは何でしょう?

木造住宅に作用する荷重は

 

・縦(下)方向の荷重を「鉛直荷重」といい

 

「固定荷重」=木造住宅そのものの重さ

「積載荷重」=人や家具などの重さ

「積雪荷重」=屋根などに積もる雪の重さ

 

 

・横方向の荷重を「水平荷重」といい

 

「地震力」=地震の揺れで受ける力

「風圧力」=台風や突風などの風によって受ける力

 

があげられます。

 

 

次に「安全であること」とは

 

・地震や台風で木造住宅が倒壊しないこと

 

また、「快適であること」とは

 

・木造の軸組が弱くて、床が撓んだり

揺れたりしないこと

 

・地震や台風で、倒壊まではしなくても

不快な揺れを起こさないこと。

 

 

こうしたことを、専門的な計算によって

確認することが『構造計算』ということです。

 

 

 

平屋や二階建ての木造住宅の場合、

建築基準法の「特例」で

 

確認申請時に、

構造関係の確認図書の提出義務が

免除されています。

 

小規模の建築物については

その構造安全性の検討を、建築士の責任に

委ねられているのです。

 

 

ということは

建築士が長年の経験と勘で「大丈夫」と思えば

安全・快適な住まいが出来るってこと?

 

常識的に考えれば、そんなこと

だれも考えませんよね。

 

でも、それがまかり通っているのが

住宅業界でもあるのです。

 

 

 

蓮見工務店では

全棟、許容応力度計算による

「構造計算」を実施していますが

 

その計算結果は

経験豊富な大工さんや

プレカット業者のオペレーターの常識とは

かなり違う、ということも

頻繁に発生する、という印象です。

 

 

つまり、今まで「経験」と「勘」で

まかり通っていた、木造住宅の構造体は

 

けっして「安全」でも「快適」でもない

ということ。

 

結果として、大きな地震が発生するたびに

多くの木造家屋が倒壊し

 

多くの方が、避難生活を余儀なくされる

という悲劇が繰り返されている

とも言えるのかもしれません。

 

 

佐藤実氏いわく

 

「経験と勘で木造住宅は安全にはなりません。

快適にもなりません。

 

木造住宅の構造安全性を本気で考えましょう!」

 

 

 

 

 

今日は、

‟【構造計算とは?何を計算し確認するもの?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第16弾”

というテーマで

構造計算の内容と

その必要性について

『構造塾』主宰 佐藤実氏の解説を

ご紹介しました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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