【家の断熱性能を確認しておこう!】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第19回

エコ住宅のベースとして『断熱性能』を確認する事は大切です!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

東松山市  S邸 リビング階段(2013年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が649回目です。

 

 

今日からお盆休みの

連休がスタートした方も

多いのではないでしょうか?

 

蓮見工務店は

明日、明後日と連休をいただき

 

13日は通常営業で

14日~16日の3日間お盆休みで

 

17日から通常営業に

戻る予定です。

 

 

北日本では

今日も台風5号の影響で

大雨の被害が出ているようです。

 

お盆休みの後半には

台風6号が発生して

日本列島に大雨をもたらす

という予報も出てますので

お出掛けの方は要注意です。

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその19回目

【家の断熱性能を確認しておこう!】

をおとどけします。

 

 

今回も参考にさせて貰うのは、

KADOKAWA刊 横山祐介氏著

『初めてでも失敗しない家づくり 超攻略法』

をです。

 

 

 

この本では

最初に、家づくりのロードマップが

示されていて

 

スタートの、第1章《資金計画を立てる》

から

ゴールの、第9章《設備・仕様を考える》

まで

 

各項目毎に、家づくりの概略を

分かり易くまとめていて、

 

全部で73のステップで

解説しています。

 

その第9章の、ステップ63が

『家の断熱仕様を確認しておこう』

です。

 

 

断熱性能は高いほど、一般的には

快適な暮らしが実現し易くなります。

 

ただ、断熱性能の数値を良くする為に

断熱の弱点である

窓の数やサイズを小さくするというのは

 

快適性がスポイルされたり

日射取得量が減って、暖房費が上がる

などの弊害もあり、本末転倒

とも言えますので、

UA値信奉主義は、要注意ということを

頭の片隅に置きながら

 

一般論として

断熱性能が高ければ、家の中の温度が外気に

影響されづらく、

"夏涼しく、冬暖かい"空間が出来易くなる

ということで

話を進めさせていただきます。

 

 

冬の場合、高断熱の住宅は

家電や人体からの発熱(内部発熱という)で

室内が暖められます。

 

そこに、太陽からの熱を上手に取り入れると

かなり快適な環境が得られます。

 

夏場は、日射熱を遮る工夫で

室内の温度上昇を、かなり抑えることが

可能になります。

 

これをパッシブデザインといって

高断熱高気密の住宅であるということが

前提になります。

 

 

 

電気料金をはじめとする

エネルギーの価格が高騰している影響もあり

 

住宅の省エネ性能を詳細に検討する重要性は

ますます高まっています。

 

 

検討中のハウスメーカーや工務店の

標準仕様の断熱性能がどうなっているのか?

 

もし、不足と感じる場合は

断熱仕様のグレードアップが出来るのか?

 

こうしたことを

早い段階から確認しておくことが

大切ですし

 

断熱性能に関して、初期段階で

説明がないとすると

 

そのハウスメーカーや工務店で建てることは

考え直す必要があるかもしれない

 

と思うくらいに、大切なことです。

 

 

まずは、断熱等級はどれくらいか?

平均的なUA値は?

 

おそらく、ここまでは

ちゃんとした施工業者であれば

即答できると思います。

 

 

次に、冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)

暖房期の 〃 (ηAH値)はどれくらい?

 

 

この辺になってくると

施工会社や担当者によっては、

かなり怪しくなってきます。

 

これは無尽蔵のエネルギーである

太陽熱をどう制御しているかを確認するもので

 

パッシブデザインにとっては

とても大切な数値になります。

 

 

そして、冷暖房負荷の平均的な数値

および、冬季と夏季の

室温実測と温度分布の状況、

年間のエネルギー消費量(電気代等)の

実測データ。

 

 

これらは、快適性と省エネ性を担保する

最終の答え合わせのようなデータになります。

 

ここでの、優秀なデータを得るために

断熱性能を高めるということになりますので

 

本来であれば、上記の断熱等級やUA値

日射熱取得率(ηAC値、ηAH値)は示さなくても

 

冷暖房負荷と、室温分布、エネルギー消費量

が分かればよい

というほど、重要なデータになります。

 

 

ただ、これらのデータを実測していない

冷暖房負荷を計算していない

という施工会社が、過半以上というのが

私の実感です。

 

 

その施工会社の、平均的なデータを聞いた際に

サッと、出て来るようであれば

安心してお任せできるかと思いますので

 

その会社の技量を見極める

ひとつの目安としてもらえればと思います。

 

蓮見工務店が施工した住宅の実測データです。

 

 

今日は、

‟【家の断熱性能を確認しておこう!】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第19回”

というテーマで

断熱性能を確認する意味や

その先にある

本当に知るべき冷暖房負荷や

室温分布、消費エネルギーの実測値

についてご紹介しました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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