【『南海トラフ地震臨時情報』巨大地震の確率が高まった!?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第18弾

『巨大地震注意』のインパクトは大きかったです!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

北本市 S邸 小屋組現し天井(2002年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が661回目です。

 

 

お盆休みが終わって

今週に入ってから

 

なんとなく、空気が変わった

気がします。

 

あの灼熱の熱波に覆われた

夏本番の暑さから

 

秋の気配というには

まだ早いとは思いますが

 

夏将軍(という言葉はないですが)も

さすがに、疲れ気味で

 

もうそろそろ、南の海に戻ろうかな

なんて感じかもしれません。

 

 

ただ、来週始めには

台風10号が本州を直撃する

との予報もあって

 

引続き、天気予報から

目が離せない状況です。

 

 

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその18回目

【『南海トラフ地震臨時情報』巨大地震の確率が高まった!?】

をおとどけします。

 

 

早いもので、8月も下旬ですね。

今月は8日に発生した

日向灘での震度6弱の地震を皮切りに

 

15日の神奈川県西部を震源とした

震度4の地震

 

19日の夕刻に相次いで発生した

茨城県北部を震源とする

震度4、震度5弱の地震と

 

既に、計4回

震度4以上の地震が起きています。

 

 

ただ、今年に入ってからは

能登半島での地震を除いても

全国で35回の震度4以上の地震が起きていて

8月が特別多い

というわけではなさそうです。

 

35回の地震の震源は

ある程度傾向が見て取れるようで

 

・岩手県周辺 3回

・福島-茨城-千葉のライン 14回

・豊後水道-宮崎-鹿児島のライン 9回

 

など、やはりプレートに起因する場所が

3/4を占めています。

 

ところで、少し驚いたのが

8月8日の震度6弱の地震発生に伴い

 

『南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)』

が発表されたことです。

 

 

すわ、巨大地震の予兆か!

と慌てた人も多いのではないかと思いますが

わたしもその中の一人です。

 

 

一週間を経て

南海トラフ地震の想定震源域において

プレートの状況に、特段の変化がない

という事で

 

15日の午後5時をもって

解除されたようです。

 

では、『巨大地震注意』が発表された

学術的根拠は?というと

 

30年以内での、南海トラフ巨大地震の

70~80%といわれる発生確率と

 

過去に、マグニチュード(以下M)7以上の

地震発生後、

1週間以内にM8クラスの地震が発生した

頻度を比較して

 

その確率が約9倍近く高いため

ということのようです。

 

 

 

ここからは 早稲田大学 創造理工学部建築学科

高口教授のコラムを参考に

ご紹介いたします。

 

30年×52週÷70%=2,228ですから

一週間以内に巨大地震が起こる確率は

1/2,228(=0.045%)です。

 

一方、過去に発生したM7以上の地震は

1,437回あって

一週間以内にM8の地震が発生したのは

6地点だそうです。

つまり、その確率は、6/1,437(=0.418%)。

 

0.045%と0.418%を比較して

この一週間以内に

M8クラスの地震が発生する確率が高いから

というのが

今回の『巨大地震注意』を発表したカラクリ。

 

 

今後30年以内に、巨大地震が発生する確率が

70~80%という予測が

どれだけの信ぴょう性を持っているのか?

 

疑問の余地が残るところではありますが

それでも、備えるに越したことはありません。

 

 

4枚のプレートの上に位置し

活断層だらけの日本列島に暮らす私たちは

 

2~3世代に1度は

巨大地震を経験する宿命を持っている

そう思っておいて間違いは無いでしょう。

 

 

10日後に迎える、9月1日は

『関東大震災』から101年目となります。

 

 

わたしの祖父母世代が経験し

父母世代を越えてますので

 

わたしたち世代は、

巨大地震を経験する覚悟をしておくべき

ということのようです。

 

 

『防災の日』にあわせて

巨大地震への備えを、総点検するということの

重要性が高まってきています。

 

 

 

 

今日は、

‟【『南海トラフ地震臨時情報』巨大地震の確率が高まった!?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第18弾”

というテーマで

まもなく関東大震災から101年

『防災の日』にむけて

巨大地震について考えることが

大切です、というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

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『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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