【夏に被災したら…酷暑の避難所「危険」】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第22回

酷暑での避難所運営の訓練が行われ、熱中症対策など問題点が浮き彫りに。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

上尾市  K邸 玄関前(2012年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が670回目です。

 

 

今週1週間、ずーっと話題だった

台風10号はいま

 

紀伊半島の南西沖にあって

これから、北上を始め

 

2日の月曜日にかけて

紀伊半島を縦断し北陸方面へと

進路を向けるようです。

 

まさに迷走台風で

能登半島の被災地に

更なる被害が出ないことを

祈るばかりです。

 

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその22回目

【夏に被災したら…酷暑の避難所「危険」】

をおとどけします。

 

 

台風10号に関連するブログの

締めくくりとして

 

もし今、危機が迫り

空調の利かない体育館に

避難せざるを得ない

となった場合についてのお話です。

 

昨日の朝日新聞に

夏に大規模災害が起きた場合の

避難所の運営に関する

訓練が行われたとの記事がありました。

 

 

大阪府内の自治体の災害担当者や

日本赤十字社の医師、大学教授等の

60名が参加し、

 

うち40名が、実際に

避難所となる体育館に宿泊し

 

酷暑の避難所での熱中症を防ぐことの

難しさが浮き彫りになったとのこと。

 

 

会場は八尾市の安中小学校体育館。

当日の八尾市の最高気温は35℃を超え

猛暑日となりました。

 

体育館には空調設備はなく

スポットクーラーと扇風機を4台設置し

熱中症対策としたそう。

 

ただ、実際には施設内に熱気がこもり

「命の危険を感じる」との声も。

 

備蓄用のテントと簡易ベットを

体育館内に設営し

その中で就寝した人からは

「風が通らず、頭痛など軽い熱中症に

なって、朝まで眠れなかった」

という話でした。

 

 

 

それと、災害用シャワーを2台

設置したものの

参加人数40人に対し、あまりにも数が少なく

消灯時間までに使用できなかった方も

いらっしゃったそうです。

 

避難生活が長期化すると

シャワーは必須との声が多く聞かれた。

 

 

今回、用意された

スポットクーラーや扇風機、

災害用シャワーも

 

もし、停電や断水してしまうと

使用できなくなることに。

 

想像するだけでも、ゾッとする様な

過酷な環境に身を寄せざるを得ないのです。

 

 

ならば、避難所に行かなくても良い

タフネスな家に住み

 

しっかりと備蓄しておくことが

最良の選択ではないでしょうか?

 

 

大前提としては

ハザードマップで浸水被害予測が

0.5m以下の地域であること。

 

その上で、

耐震等級3プラス

耐風等級2プラスの構造強度に

震度7への備えとしての制振装置。

 

断熱等級6プラスの温熱性能と

高効率設備。

 

太陽光発電設備と

全負荷型の蓄電池。

 

 

 

出来れば

自家水(井戸)もあれば

ある程度、長期間の避難生活でも

 

生活環境としては、然程支障なく

暮らせるのではないでしょうか?

 

 

蓮見工務店では、会社施設を

防災拠点化すべく

整備を進めているところです。

 

既に、工場の屋根に13kWhの

ソーラーパネルが載っていて

 

追加で、隣接する私の自宅屋根に

8kWhのソーラパネルと

10kWh容量の蓄電池を

来月設置する予定です。

 

自家水(井戸水)設備もあり

小型発電機も工事用に在庫しています。

 

電気溶接用の大容量バッテリーも

オーバーホールしておけば

災害時に、役に立ちそうです。

 

問題は、建物の性能ですね。

どの建物も古くなっているので

耐震改修や、断熱改修をしないと

厳しそうです。

 

拠点となる施設だけでも

改修工事を急がなければなりません。

 

 

 

あとは、生活物資の備蓄を

どうするか、ですね。

 

これに関しては

参考となるWEBサイトがありますので
是非、一読されることを
おススメいたします。

 

 

 

 

今日は、

‟【夏に被災したら…酷暑の避難所「危険」】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第22回”

というテーマで

夏の災害時に予想される

避難所での、厳しい環境と

それを避けるために

どうすべきか

そして、蓮見工務店の

防災対策について

ご紹介しました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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