【これから夏は、日射遮蔽の徹底を】 家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第23回

『おしり呼吸』イグノーベル賞。日本人18年連続受賞です!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

上尾市  K邸 リビング吹抜(2006年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が683回目です。

 

 

「イグノーベル賞」ってご存じですか?

ノーベル賞のパロディーで

ユニークな研究などに贈られる

世界的な賞なんだそうです。

 

昨日、米マサチューセッツ工科大学で

表彰式があり

 

大阪大学の武部貴則教授らのチームが

生理学賞を受賞しました。

 

 

受賞対象の研究テーマは

「おしり呼吸」。

 

腸呼吸ができるドジョウをヒントに

ブタやマウスの腸に

高濃度の酸素溶液を注入し

 

腸を介して体内に酸素を取込めることを

発見したそうです。

 

 

 

人に応用すべく

高濃度酸素溶液を肛門から直腸に入れる

「腸換気(EVA)法」も開発したそう。

 

この研究は、世界がコロナ渦にあった

3年前に発表されたそうで

 

肺呼吸の不全への、新たな治療法としての

可能性が模索されています。

 

 

ちなみに、日本人の受賞は

18年連続だそうで

 

イギリスと共に

突出して多くの受賞者を出しているそう。

 

日本人は真面目で、

こうしたユニークな研究は苦手

とのイメージを持っていたので

 

すごく意外な感じですが

日本人も捨てたものではないなと

嬉しい気持ちになるニュースです。

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその23回目

【これから夏は、日射遮蔽の徹底を】

をおとどけします。

 

 

先週の水曜日(9月4日)に

松尾式小屋裏エアコンの最新型

Ver.3の実作見学に

三重県の亀山市まで行って来ました。

 

 

システムの内容については

詳しくお伝えすることは出来ないのですが

 

これまでの、壁掛ルームエアコンから

ダクト接続式の

アメニティエアコンへというのが

大きな変更点です。

 

全熱交換型の第一種換気設備と

T社の空気清浄機を通した空気を

 

アメニティエアコンで

温度と湿度を下げ

 

各部屋にダクトで供給するという

閉鎖型のシステムです。

 

リターンエアも各部屋から

ダクト接続されています。

 

 

 

この位のことしか

システムに関しては

おはなし出来ませんが

 

当日の状況について

少し、お伝えしたいと思います。

 

 

まず、午後3時からの

当日、3回目の見学会でした。

 

朝からトータルで60人以上の方が

見学されており

 

室内に入った時点で

蒸し暑さを感じました。

 

 

1階の40㎡くらいのスペースに

20人ほどが集まっていましたから

それだけで、冷房負荷は

2~3kWほど増えて、

 

竣工前の為に

日射遮蔽宅策がまだ何も無い

南西面した大きな窓からも

 

午後の陽射しが

容赦なく入っていたので

それも1.5kWくらいは冷房負荷を

増やしていたはずです。

 

 

 

温湿度計の数字は

27.8℃、15.9g/㎥ でしたので

 

データ的には

然程の蒸し暑さではない筈ですが

実感は、正直言って

かなり厳しかったです。

 

 

要因は、南西面の大きな窓の

日射遮蔽が出来ていなかったこと

これに尽きると思います。

 

窓自体や、日射を受けた床も

かなり熱を持っていて

相応の輻射熱を感じました。

 

同じLDKの中でも

窓から離れた奥の方に居ると

だいぶ不快感が軽減されたので

 

おそらく、この見立ては

そう見当違いではないと思います。

 

 

まあ、ひとが20人も

一度に入ることは無いでしょうから

 

実際の生活の中では

大きな問題には

ならないのかも知れませんが

 

いづれにしても夏の日射は、

最優先で対策する必要がある

ということを実感した

見学会になりました。

 

 

今日は、

‟【これから夏は、日射遮蔽の徹底を】

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第23回”

というテーマで

空調計画された高性能住宅では

室温や湿度だけでなく

窓からの日射という輻射熱の影響を

敏感に感じる

というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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