【解体時の費用と環境負荷という視点も】家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第19弾

今後は、解体時のコストや環境負荷を考慮した選択が必要になりそうです。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

熊谷市 O邸 リビング(2018年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が686回目です。

 

 

先日、「空き家」に関する

統計が発表になりました。

 

5年に一度の調査で

2023年度の調査結果が

公表されたということです。

 

空き家の総数が900万戸

その内、

利用目的のない空き家が385万戸

空き家率は13.8%

すべてが過去最多の数になります。

 

2018年の調査から

空き家が51万戸

利用目的のない空き家が37万戸も増え

 

増加傾向に歯止めがかからない状況です。

 

 

 

その要因として、

所有者自身が、空き家をどうしたら良いか

 

対策の選択肢を正しく把握できる

仕組みが少ないこと

 

そしてその対策の

経済的負担の大きさがあります。

 

 

今、一部の学者や建築学会関係者によって

『解築学』なるものが研究されています。

 

前述のように、空き家ストックが充実した

日本の現状において

 

その解体・リサイクルや

建物の転生、再利用といったことを研究し

停滞した状況を打破する糸口を見出そう

というもののようです。

 

リサイクル、転生によって

価値が減少するダウンリサイクルから

 

より高い価値へと昇華させる

アップリサイクルのシステムを

どうやって組み込んでいけるか。

 

それこそが

『解築学』の本丸と言えるでしょう。

 

 

 

一方で、これから私たちが作る

新築住宅でも

 

『解築学』への視点は

重要度を増していきそうです。

 

 

リノベーションのし易さから

「スケルトン・インフィル」的な

構造と内装・設備との関係が

求められるはずです。

 

 

解体時のリサイクル性では

構造体は集成材ではなく無垢の製材が

 

断熱材はウッドファイバーや

セルロースファイバーが注目され

現場発泡系のものは、敬遠されることに。

 

 

 

内外装も、漆喰や珪藻土

無垢の羽目板など、自然素材への回帰が

進んでいくように思います。

 

 

イニシャルコストばかりではなく

ランニングコストや解体時のコストなど

 

ライフサイクルでのコスト

(金銭面だけではなく、地球環境負荷でも)

という視点で、考えていくことが大切です。

 

 

私たち、工務店やハウスメーカーは

そうしたことについて

 

エンドユーザーに

しっかりと、お知らせ出来る知識が

必要になります。

 

 

 

 

 

毎週火曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”

~暮らしの安心のための予算”いろはの”~

 

というのをテーマにブログをお届けしていて

 

今日はその第19弾

【解体時の費用と環境負荷という視点も】

をおとどけしました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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