【能登半島に再び襲った、災害のリアル】

被災者の仮設住宅団地を襲った、大雨による浸水被害

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

行田市 I邸 子供室 (2015年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が691回目です。

 

 

天気予報通りに

昨日の秋分の日から気温がぐっと下がり

最高気温が25℃と

ギリギリ夏日という、過ごし易さでした。

 

今日も午前中は陽射しがあったものの

午後には曇り、気温は抑えられています。

 

吹いてくる風にも、秋の気配を感じる

爽やかさですね。

 

 

今日は、本当に久しぶりに

愛犬のこっとん君と

屋外でのお散歩を楽しみました。

 

久しぶりのお散歩に、しっぽを振って嬉しそうです。

 

5月の中旬に『脊髄梗塞』を発症し

獣医さんからは

「最終的には、呼吸が出来なるなる

こともある、厳しい病気です」

と伝えられていました。

 

それから4ヶ月、病状は好転し

獣医さん曰く、「奇跡的な回復」で

 

今でもまだ、右後ろ脚に

多少の麻痺が残るものの

随分元気になってくれました。

 

 

 

暑さもひと段落したので

ほんのチョットですが

 

約4ヵ月ぶりに

お外でのお散歩にチャレンジしてみた

という次第です。

 

こっとんも、本当に喜んで

シッポがちぎれちゃうんじゃないか

と思うくらいに振って

 

久しぶりの散歩を、

嬉しそうに私を何度も振り返りながら

楽しんでいました。

 

まだ帰りたくないと、ストライキ中。

 

こうした、何気ないことに

喜びを感じることの出来る環境を

 

本当に恵まれているなと

幸せを感じながら、短いお散歩を楽しみました。

 

 

こんな、穏やかな連休に

恵まれる人がいる一方で、

 

能登半島地震の被災地では

台風14号による記録的な大雨の影響で

かなり深刻な被害が出ているようです。

 

今朝の時点で確認されているところでは

死者が6名

安否不明者は、輪島市と珠洲市で

14~82歳の男女5人と発表されています。

 

裏山の土砂崩れの下敷きとなり、犠牲者が出た現場。

 

また、石川県内の至る所で

道路が寸断され

 

115ヶ所の集落などが孤立状況、

9ヶ所仮設住宅団地で、床上まで浸水し

 

多くの被災者が、再び避難生活を

強いられている模様です。

 

地震と大雨による

二重の被害を受けた状態になって

 

ようやく緒に就いた、

復旧・復興への影響が懸念されます。

 

 

 

22日に配信された

朝日新聞の現地特派員の記事から。

 

~けたたましい音で目が覚めた。

21日午前7時、スマートフォンの速報。

「緊急速報 土砂災害警戒情報発表

【警戒レベル4相当情報[土砂災害]】」

 

記者が住む石川県輪島市中心部のアパートの窓壁に

叩きつけるように強い雨、

夜から朝にかけて何度も雷が鳴った。

 

アパートですら恐怖を感じるのだから、

仮設住宅の人たちは

どれだけ怖い思いをしているだろう。

 

外に出ると、土地が低い場所は

茶色い水で冠水していた。

 

砂崩れが起きた現場に向かおうと、

市街地から県道を南進し始めてすぐ、

車が突然止まり、進めなくなった。

 

道路が冠水した上に、土砂が流れ込んで

タイヤが埋まってしまったのだ。

 

 

 

雨と風が再び激しくなった。

ビニール傘はいっぺんに4本の骨が折れた。

 

登山用の雨がっぱの中にも

雨水がどんどんしみこんでくる。

 

陥没や溝にはまらないよう、

路面が見えない泥水の中に入らないように、

足の置き場を探しながら歩いた。

 

 

これまでに撮った写真をPCから送信するため

ガソリンスタンドで軒先を貸して貰った。

 

店主たちが事務所に招き入れてくれ

「パソコンも体も拭いて」

とタオルを差し出してくれた。

 

NHKのニュースが、目の前と同じ

冠水した市役所周辺の風景を流していた。

 

「こんなことになるなんてね……」。

誰ともなく言葉がもれ、テレビに見入った。

 

 

 

いったん近くの知人宅に避難していた夫妻が

輪島市街地の家に、戻ってきていた。

 

夫妻は「一緒に見ていって」と

家に招き入れてくれた。

 

玄関には水が入り、靴が何足も浮いていた。

先に部屋の奥に入った女性(70)から

「あーっ」と声が聞こえた。

居間の床にも茶色い泥水が入っていた。

 

 

「地震がきて、今度は雨がきて、

こんな目にあうなんて」と

その女性がため息をついた。

 

「家も潰れとらんし、家族みんな元気やし、

よかったんやと思うようにしてきたけれど……。

もう、泣きたくなるね」

 

 

必死で一歩ずつ一歩ずつ

復旧を進めてきた被災地に、なぜまた――。

悔しさがこみ上げた。~

 

 

 

現場のリアルな情報を、と思い

なるべくそのまま転記させて頂きました。

 

自然の猛威の前には

人間が積み上げてきた叡智をもってしても

成す術もない、ということが伝わってくる

レポートです。

 

なにを言っても空虚に思え

正直、言葉もありません。

 

 

今日は、

‟【能登半島に再び襲った、災害のリアル】

として

朝日新聞の現地特派員の方からの

リアルな報告を

紹介させていただきました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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