【金利の選択、元利均等VS元金均等 どっちにする?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第20弾

住宅ローンの返済方法、どっちが良いか悩ましいですね。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

行田市  I邸 外観(2015年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が692回目です。

 

 

2週連続の3連休も終わり

気が付いたら、秋が訪れていた

そんな感じのする朝です。

 

朝7:30現在

気温20.2℃

絶対湿度9.50g/kg(11.2g/㎥)

ということで

 

この週末を境に

気温が約10℃下がり

絶対湿度に至っては、半分の量まで

減っています。

 

 

おかげさまで

ここ数日はエアコンを使わずに

過ごせていて

 

消費電力が、22kWh/日くらいまで

節約できています。

 

事務所併設の住宅なので

エアコン使用の有無は

とても影響が大きいです。

 

つい一週間前には

猛暑日が続いていたので

38kWh/日、前後使っていましたから

16kWhほどの節約となっており

 

16×44円=704円/日

電気代が安くなるということです。

 

1ヶ月にすると、2万円以上となり

これは大きな経済効果です。

 

暖房期が始まる、11月中旬までの

約2ヵ月ですが

短い秋を、

電気代でも楽しみたいと思います。

 

 

 

さて、毎週火曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”

~暮らしの安心のための予算”いろはの”~

 

というのをテーマにブログをお届けしています。

 

今日はその第20弾

【金利の選択、元利均等VS元金均等 どっちにする?】

をおとどけします。

 

 

今回も、KADOKAWA刊 横山祐介氏著

『はじめてでも失敗しない家づくり 超攻略法』

を参考に、勉強しましょう。

 

 

 

 

こちらは

 

住宅系YouTuber まかろにお さんの著書で

 

『家づくり』の全体の流れを

分かり易く解説してくれていて

 

失敗しない『家づくり』が

この1冊で丸わかり

 

と副題がついているとおり

はじめて家づくりされる方にとって

とても参考になるかと思います。

 

 

住宅ローンに

《元利均等返済》と《元金均等返済》

があるのをご存じでしょうか?

 

《元利均等返済》は

毎月の返済額が一定となる返済方法です。

 

借入額3000万円、金利0.725%、期間35年

という住宅ローンを借りると

 

月々の返済額は、80,895円で一定です。

 

《元金均等返済》は

元金の返済を一定にするので、利息の額が

徐々に減っていく返済方法です。

つまり、最初の返済額が一番大きく

最終的には、元金のみの返済となります。

 

先程と同じ条件で、元金均等にすると

第一回の返済額は

元金部分の71,428円と利息の18,126円で

合計89,554円となります。

 

二回目以降も、元金部分は変わらずに

利息が徐々に減っていくことになります。

 

 

因みに、総支払額は

元利均等が3,397万6,063円で

元金均等が3,381万5,313円になり

 

その差は、16万0,750円ということ。

 

この程度の差であれば

正直言って、どっちでも良い

そんな気がします。

 

 

 

これ、今が超低金利の状況なので

大した差が出ないのですが、

 

今後金利が上昇して

アメリカの6%とまでは言わなくても

その半分の3%になったとしたら

状況は一変します。

 

借入額や借入期間はそのままで

金利が3%の住宅ローンを借りた場合

 

元利均等の返済額は

11万5,455円/月、

総額が、4,849万0,768円となります。

 

元金均等の場合は

当初返済額が、14万6,428円

総額は、4,578万7,419円ということに。

 

当初の差額が、3万0,973円

総額で270万3,349円の差になります。

 

 

つまり、超低金利の状況が続けば

当然ながらどちらでも良くて

 

金利が上がれば上がるほど

返済方式の違いによって

大きな差が出るということです。

 

 

元利均等だと、始めのうちは

殆ど元金が減らないので

 

返済額に余裕があって

確実に借入残額を減らしたい場合は

元金均等が選択肢に

 

一方で、返済額を一定にして

家計の安定を図りたい、という場合は

元利均等を選択する

ということになるかと思います。

 

 

 

収入や手持ち資産

お子さんに掛かる費用など

 

それぞれのご家庭の事情に合わせ

最適の選択をすることが

大切になります。

 

 

住宅ローンを借りる場合には

必ず、団体信用生命保険に加入するので

 

保険の見直しも含めて

ファイナンシャルプランナー(FP)などの

 

ライフプランの専門家に

相談するのも、良い機会かと思います。

 

 

蓮見工務店でも、経験豊富なFPさんを

ご紹介できますので

迷ったら、是非ご相談ください。

 

 

 

今日は、

‟【金利の選択、元利均等VS元金均等 どっちにする?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第20弾”

というテーマで

住宅ローンの返済方法である

元利均等返済と元金均等返済の

それぞれの特徴について

ご紹介しました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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