【この人たちのおかげで『木の家』が出来るのだ!】 「蓮見工務店の存在意義を考える」第25弾

切り倒した杉丸太の枝を払い、3~4mの長さに切る機械。

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

行田市 I邸 子供室(2015年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が694回目です。

 

 

昨日、袴田さんに無罪判決が

言い渡されました。

 

1966年に検挙され2年後に

死刑判決が出てから

56年間、死刑囚であり続けたことの重さ。

 

わたしが、もの心ついてからの人生と

ほぼラップしますので

その、時間の大きさがわかります。

 

 

 

子供の頃、警察は正義のヒーローで

悪い奴らを懲らしめる

間違ったことをしない存在だと

思っていました。

 

日本の治安の良さは

ひとつは、優秀な警察組織のおかげだと

多くの人は感じていたはずで

 

他の先進国に比べて

高い検挙率や、異常な有罪率も

ひとえに、

捜査機関の優秀さがなせるわざ

と思ってました。

 

 

捜査権、逮捕権を有する組織が

その執行方法を間違えた時に

 

想像も出来ないほどの

悍ましい事態が起こることを

 

袴田さんのことを教訓に

決して忘れてはならないことだと

心に刻むべきですね。

 

 

立法府の今後の動きに

注目していきたいところです。

 

 

 

さて、毎週金曜日は

「蓮見工務店の存在意義を考える」

をテーマにブログを書かせて貰っています。

 

今日はその第25回目

【この人たちのおかげで『木の家』が出来るのだ!】

をおとどけします。

 

 

蓮見工務店では、

長く『木の家』を、お客様に提供させて

いただいて来ました。

 

土台、柱、梁・桁、母屋、束

床板、天井板、羽目板…e.t.c.

 

 

お客様の大切な住まいを作るのに

いつも使わせて貰っているこれらの材料は

 

すべて、埼玉県を始め栃木や茨城といった

近隣の山林から切り出された木材です。

 

 

にも拘らず、恥ずかしながら

わたしも、一緒に設計している弟も

 

山林で伐採され、伐り出されていく

木材の様子を

ちゃんと見たことが無かったのです。

 

 

幸い今回、ウチのOB客様で

木材供給をされている業者に

お勤めの方のお誘いで

 

伐採現場を見学する機会をいただき

昨日、秩父の山奥に行って来ました。

 

 

 

「わらじカツ丼」で有名な小鹿野町から

林道を群馬県方向に、30分近く車を走らせ

 

この尾根の向こうは、群馬県という

本当に、山以外には何もない

 

こんなことでもなければ、絶対に近寄れない

そんな場所に行って来ました。

 

手打ちそばの人気店、秩父の『本家 原』さんで腹ごしらえです。

 

わたしは「合鴨せいろそば 大盛」をいただきました。

 

 

単純に、杉の木が1本1本

切り倒される姿にも圧倒されますし

 

鬱蒼とした森林に、伐り出し用の道路を造り

伐採場として整備されていく姿にも

 

作業員さんたちのご苦労が想像されて

とても感動的でした。

 

 

日本の林業を取り巻く環境や

作業員さんたちの待遇など

 

色々なお話も聞くことが出来て

本当に、多くの学びがあった見学会でした。

 

今回の見学会でお世話になった「木村木材フォレスト株式会社」様

 

是非、お客様にもご案内したく

特に子供たちに、この現場を見ることで

 

自分たちが住む家は

生きている『木』を切り倒すところから

始まっていること

 

「丸太」が製材され「材木」になり

大工さんが刻んで、柱・梁になって

『木の家』が出来ていること

 

そこには、多くの職人さんや作業員さんたちの

ご苦労や、創意工夫があることを

知って貰えたらなと思いました。

 

 

それが『木の家』を大切に

住み継ぐことに繋がると思いますし

 

次の世代の、林業を取り巻く環境に

大きく影響していくと。考えたいのです。

 

伐採現場の入口です。

 

クローラーダンプが丸太を載せて戻ってきました。

 

伐採されて、視界が開けました。

高低差200m、約5ヘクタールの伐採現場です。

 

すべての物事は、うわべに惑わされることなく

本質を知ることが大切ですし

その為には、自ら足を運び、目で学び

感じることが欠かせないことなのですね。

 

 

今日は、

‟【この人たちのおかげで『木の家』が出来るのだ!】

「蓮見工務店の存在意義を考える」第25弾”

というテーマで

蓮見工務店の家づくりを支える

木材について

原木の伐採現場見学会の

ご報告です。

 

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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