【「木」にしか出来ないことって何?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第20弾

割りばしが木材の構造的特徴を表してるってどういうことでしょう?

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

 

上尾市 K邸 ハイサイドライト(2007年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が675回目です。

 

 

おはようございます。

今朝は、爽やかですね。

 

気温27.3℃で

絶対湿度が15.3g/kg。

 

真夏には22g/kg以上の日もあったので

水蒸気量が、最盛期より

3割も減っています。

 

加えて、今朝は北よりの

涼しい風が流れてきていて

 

今シーズン初めて

秋の気配を感じることが出来る

気持ちの良い朝でした。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその20回目

【「木」にしか出来ないことって何?】

をおとどけします。

 

今回も参考にさせて貰うのは

こちらの本です。

 

 

取っ付き辛い「構造」のことを

凄く分かり易く

解説してくれていますので

 

良かったら手に取ってみて下さい。

 

 

世にある建築物の

主要な構造材といえば

 

①鉄筋コンクリート(RC)造

②鉄骨(S)造

③木造

 

が思い浮かぶのではないでしょうか?

 

 

その中で、私たち工務店の主戦場は

③の木造になります。

 

また、木造になかにも

細かく言うと

・木造軸組工法(在来工法)

・木造壁式構法(2×4構法)

というものがあって

 

よく御覧になる

柱と梁で組み上げていく構造が

わたしたちが作っている

『木造軸組構法(在来工法)』です。

 

 

 

構造には、その構法種別や

材料種別によって

 

それぞれ、メリット・デメリットが

存在していて

 

ご予算や、必要な規模、空間

などによって

 

最適な構法・材料を選んでいる訳です。

 

 

ところで、私たちが使う

木材について

 

佐藤実さんが、ある有名な構造の先生に

 

「木と鉄とコンクリートを比べた時に

木の特徴は何でしょうか?」

 

と尋ねたそうです。

 

 

オーソドックスな答えを想像すると

 

・軽い割に強度が高い

・自然素材なので地球環境にやさしい

 

といったことかなと思いますが

 

その先生の答えは

「木だけが"割りばし"になる」

というものだったそうです。

 

 

どういうことかというと

木(針葉樹)には繊維があり

割りばしは、繊維方向に作られていて

 

普通の状況ではくっついているが

チョットした力を加えると

キレイに2本に割れるのです。

 

これが、鉄やコンクリートだと

繊維方向などないので

割りばしは作れないということ。

 

 

 

 

つまり、木造を考える場合は

木の方向性によって

強度に違いがあるので

 

そのことを、よく理解した上で

適切に設計しなければならない

というのが

 

大先生が言わんとした

他には無い、木材の特徴

ということです。

 

 

ものごとを、本質まで理解している方の

仰ることには

含蓄がありますね。

 

 

 

 

今日は、

‟【「木」にしか出来ないことって何?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第20弾”

というテーマで

構造材の中での

木材の特徴について

ご紹介しました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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