【《夏を旨とすべし》の家づくりもアリ?】 「蓮見工務店の存在意義を考える」第23弾

徒然草の一節が、700年の時を経て、実感を伴ってきました。

 

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

 

上尾市 K邸 ダイニングキッチン室(2007年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が676回目です。

 

 

今週の始め、2日の月曜日に

今年の夏(6~8月)の気温が

去年と並び、過去最高だったと

発表しました。

 

 

予報では、9月前半も

東日本や西日本を中心に

猛暑日が続くことが見込まれ

 

引続き、熱中症への警戒を

呼びかけています。

 

梅雨明けの早かった7月は

平年比+2.16℃と、

記録づくめだった昨年(+1.91℃)を上回り

 

8月も、平年を大きく上回る

酷暑が続きましたが

 

列島に大きな爪痕を残した

台風10号の影響で

最終的には、+1.84℃に収まったものの

 

シーズン通しては

+1.76℃となって、昨年と並んだ

ということのようです。

 

東京大学と気象庁の研究チームは

 

偏西風の蛇行により

西日本を中心に、高気圧に覆われたことと

 

やはり、地球温暖化の影響による

異常な高温が続いている

 

と分析しています。

 

私が子供だった、40~50年前にくらべ

夏の気温は5℃くらい

上がってしまった気がします。

 

 

 

 

さて、毎週金曜日は

「蓮見工務店の存在意義を考える」

をテーマにブログを書かせて貰っています。

 

今日はその第23回目

【《夏を旨とすべし》の家づくりもアリ?】

をおとどけします。

 

 

あまり、政治の世界のことを

話題にしたくはありませんが

 

立憲民主党の代表選挙の

候補者の顔ぶれを見ていると

 

期待にワクワクする

という状況ではないですね。

 

 

3日火曜日の『天声人語』には

 

~ウラ番組がつまらない。

いつもの番組は茶番が過ぎて、

 

別のチャンネルに替えようと

リモコンをいじったものの、

 

目に入ってきたのが、

かつて不評を買った

番組の再放送とは……。~

 

と評されていて

自民党の総裁選と

立憲民主党の代表選への

 

国民の期待の無さを

風刺しています。

 

 

 

どうしてこんなにも

政治の世界と、国民の期待が

ズレてしまったのでしょうね?

 

かつての人気ニュース番組の

名物キャスターだった久米宏さんは

 

番組の視聴率が低迷していた時

スタッフに、二つのことを求めたそう。

 

ひとつは、内輪の事情に拘らず

ウラ番組を、ちゃんとチェックすること

 

もう一つは、街を歩くこと。

 

 

 

家づくりでは、家一棟建てるのに

20~30社の協力業者さんが

関わることになります。

 

なにか、ひとつの工程を変えるだけでも

多くの業者さんとの調整が必要ですし

 

そこに、齟齬が生まれるリスクが

高くなるのは否めません。

 

 

なので、どうしても

保守的、前例踏襲になりがちです。

 

内輪の事情に固執してしまう

とも言えるでしょう。

 

 

また、業界的に

横のつながりが弱いことや

 

情報共有や情報収集といった

いま、とても求められている能力に

疎い面があり

 

《井の中の蛙》だったり

《ゆでガエル理論》が当て嵌まりがち

ともいえます。

 

 

 

地球温暖化は、我々が思う以上に

急速に、私たちの住環境に

変化をもたらしています。

 

また、この5年での

住宅の高性能化も、

目覚ましいものがあります。

 

 

断熱等級7の家づくりをして

パッシブデザインの手法を採り入れれば

 

日射熱取得と人や家電の内部発熱で

冬場のエネルギー消費は

相当に、節約することが出来るでしょう。

 

一方で、夏場に関しては

日射の影響や、内部発熱は

すべて、負荷になってしまいます。

 

冬場の寒さ対策を主とした

家づくりから、マインドチェンジする時が

もうそこまで来ている気がします。

 

 

 

蓮見工務店では

常にアンテナを立てながら

 

住む方にとって、

今何がベストな選択なのか

ということを探り

 

変化を怖がらない姿勢を

続けていきたいと思っています。

 

 

兼好法師が徒然草に記した

「家のつくりようは、夏を以て旨とすべし」

のことばが、700年の時を経て

現実味を帯びてきました。

 

 

 

今日は、

‟【《夏を旨とすべし》の家づくりもアリ?】

「蓮見工務店の存在意義を考える」第23弾”

というテーマで

環境の変化や

技術の進化によって

家づくりも柔軟に

変貌を遂げるべし

というお話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

ホームページ

 

インスタグラム

 

にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

株式会社 蓮見工務店

代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

〒364-0005

埼玉県北本市本宿6-31

048-591-2707

info@hasumi.jp