【元日なので、少し違ったテーマで。】

今年もよろしくお願いいたします。

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

川越市 K邸 玄関(2003年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が764回目です。

 

 

新年、明けまして

おめでとうございます。

 

昨年中は、大変お世話になりました。

 

今年もよろしく

お願いいたします。

 

 

元旦は、地元埼玉では

雲一つない晴天で

 

初日の出をご覧になった方も

多かったのではないでしょうか?

 

わたしは、6時過ぎに

目を覚ましたので

 

そのまま、起床して

初日の出を拝みに

近くの歩道橋まで行こうか

迷ったのですが、

 

窓の外の寒さに怯んで

再度布団の中に避難しちゃいました。

 

布団でぬくぬくしているうちに、日が昇っていました。

 

午前中に初詣に出掛け

午後はテレビや新聞を見ながら

 

ゆっくりとしたお正月を

楽しませて貰っています。

 

 

で、今日の話題は

朝日新聞朝刊

『折々のこどば』から

 

平和/それは花ではなく/

花を育てる土

 

平和/それは歌ではなく/

生きた唇

 

 

 

昨年の11月に亡くなられた

詩人・谷川俊太郎さんの詩集の一節です。

 

谷川さんは、

『平和』とは

着なれた下着や空気のように

 

そしてまた、

「退屈」で「素っ気ない」ことが

その証しであるほどに

 

願い、祈るのもでもなく

ましてや、

待っていれば何れ訪れるものでもない。

 

『平和』とは

ひとびとの身を養うものであり

だから、無くてはならぬもの。

 

そう記しています。

 

 

東京都知事選挙

衆議院選挙

兵庫県知事選挙

 

最近の選挙に見る

これまでに無い在り様に

 

なんとなく

違和感を覚えるのは

私だけではないでしょう。

 

 

 

時流や風説に流されることなく

 

自分で考え、

自分のこころに問い続けて

自らの責任で

 

静かに、自分なりの結論を出す。

 

そうした振る舞いが

今、求められているのだと思います。

 

 

現在、NHK BSにて再放送中の

スペシャル大河ドラマ

『坂の上の雲』

の原作者・司馬遼太郎さんは

 

生前、この小説の映像化を

頑なに断っていたそう。

 

 

 

司馬さんの義弟で、

司馬遼太郎記念財団理事長の

上村洋行さん曰く

 

「司馬は『誤解』されることを

懸念していた。

単なる戦争ドラマにされると」

 

 

司馬遼太郎さんはイデオロギーを

 

「ありもしない絶対を論理と修辞で

糸巻きのようにグルグル巻きにしたもの」

「古新聞よりも無価値」

と嫌悪していたそうです。

 

「イデオロギーを失い

国民が何を信じて良いか分らない状況で

心を震わす過去が語られると

物語は"劇薬"となる」

 

そう司馬さんは案じていた。

 

 

安易に、心の動くままに

ひとびとが行動に移してしまうことを

 

1970年代に書かれたこの小説で

司馬氏はとても心配した。

 

50年経った、この日本の社会は

司馬遼太郎さんの心配を

 

杞憂だと胸を張って言えるほど

成熟することが出来ているでしょうか?

 

 

今日は、

‟【元日なので、少し違ったテーマで。】”

ということで

いま、わたしたちの社会が

本当に大切にしなければ

ならないことについて

谷川俊太郎さんや司馬遼太郎さんの

遺してくれた言葉をもとに

考えてみました。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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