【今年最強の寒波到来!天気図から読む「七五三の法則」】
☝天気図における、北海道「七五三の法則」とは?
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
鴻巣市 O邸 和室(2012年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が772回目です。
ここ数日は、今シーズンで一番の
強力な寒波が列島を覆い
日本海側や北東北、北海道では
記録的な降雪量でした。
私が住む太平洋側でも
比較的温暖といわれる静岡県で
観測地18地点中、12地点で
この冬一番の寒さを記録したそうです。
今日の午後には、降雪のピークを越え
次第に落ち着くという予報ですが
雪国の方々は、この季節
本当に大変なのですね。
ここで、チョット
天気図を見てみましょう。
日本列島に掛かる等圧線の間隔が
時間を追うごとに
広くなっていくのが見て取れます。
しかも、12日の日曜日になると
西高東低の、冬型の気圧配置がくずれ
太平洋側に南岸低気圧が
発生するようです。
上空の気温の下がり方によっては
太平洋側の海沿いの地域で
積雪が心配される気圧配置です。
この、冬の天気図を見るのに
ちょっと面白い、ある法則について
過去のブログで書いていますので
今日は、それをご紹介いたします。
2023年1月21日のブログ
《「にわか知識」で研ぎ澄ます、バランス感覚》
から
今日は朝から冷たい北風が吹いて
とっても寒く感じます。
風速が4~7m/sほどありますので
体感温度は、実際の温度よりも
4~7℃寒く感じて、なかなか厳しいです。
風速1m/sの風が、
体感温度ー1℃に相当するというのは
みなさんも良くお聞きすることだと思います。
ここでは一歩進んで
天気予報の、気象図から読み取れることを
ご紹介したいと思います。
気象図の等圧線は4hPa毎に描かれていて
冬場の気象図では、北海道付近の
等圧線の本数で、風の強さや災害の危険度を
推し量ることが出来るそうです。
「7・5・3の法則」と呼ばれているもので
北海道付近の等圧線が3本であれば
「注意報」クラス
5本入ると
「警報」クラス
7本になると
「数年に一度の危険な状態」
ということのようです。
等圧線1本あたり、3m/sほどの風速なので
3本で10m/s、5本で15m/s、
7本だと20m/s以上の暴風になる
ということが、テレビの画面から
ザックリと、読み取れるのです。
こちらは、今日の天気図ですが
北海道付近の等圧線は、
おおよそ2.5本分だと読み取れます。
ということで、予想される風速は7m/s
程度という事になります。
わたしたちは、気象予報士でも
気象の専門家でもないので
専門的に掘下げた内容を
理解しておく必要は、全くありませんが
専門家の人たちが導き出した
こういう知識を身につけておくと
生活する上で、とても役立ったり
暮らし方の「道標」になったり
してくれるのではないでしょうか?
そう、広くバランスのとれた知識
「にわか知識」も
大切なんだと思います。
「にわか〇〇」という事の必要性について
若手哲学者の斎藤幸平氏の著書
「僕はウーバーで挫折し、山でシカと闘い
水俣で泣いた」
の書評が面白かったのでご紹介します。
東大の准教授でもある斎藤さんは
「学者は現場を知らい」との世間の見方に
うっすら傷つきながら、
「理論と実践は対立しない」との信念で
日本全国の現場で、さまざまな実践を
積極的に経験されているとのこと。
ウーバーイーツの配達員から
山に入ってシカの解体、
果ては、京大の「熊野寮」に潜入し
「タテカン」を作成するなど
硬軟織り交ぜての、ユニークな実践者です。
この国には「にわか〇〇」を
低く見るような風潮がありますが
じつは、「にわか〇〇」で見聞を広げる事が
トータルコーディネーターとして
欠かせない、素養であって
この著作に「にわか〇〇」アレルギーを
緩和する効果を期待したい
というのが、この書評のメインでした。
『家づくり』においても、
バランス感がとても大切で
構造強度のこと、温熱環境のこと
耐久性のことなど
それぞれが専門性も高く、突き詰めれば
相当な研究や知見がありますが
その中の、どれかに偏ることもなく
ある意味「正しいにわか知識」をもって
「性能」と「デザイン」とのバランスや
「コスト配分」などの最適解を
トータルにコーディネートしていくのが
わたしたち『家づくり』の
専門家の役目だと思っています。
なにかに偏ることの無い「バランス感覚」が大切です。
「にわか〇〇」大いに結構!
なんですね。
今日は、
‟【今年最強の寒波到来!天気図から読む「七五三の法則」】”
ということで
ここ数日の寒波で、降雪、強風、雷など
日本海側の地域は大荒れの天気でした。
天気図から読み取れる
ある法則についてのご紹介。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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