【高気密・高断熱住宅」と「薪ストーブ」の相性は!?】 家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第32回

『京の桜守』庭師の佐野藤右衛門さん。

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

桶川市 T邸 玄関吹抜(2016年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が781回目です。

 

 

一昨日、昨日の2日間で行われた

大学入試共通テストが

大きな混乱もなく終わったようです。

 

昨年は、能登半島地震の被災者でもある

受験生たちの苦労が

ニュース等で伝えられましたが

 

今年は、前日までの寒波もおとろえ

全国的に、だいぶ落ち着いた天候の中で

受験できたのではないでしょうか。

 

すべての受験生にとって

「桜咲く」結果となることを

祈らずにはいられません。

 

 

 

"桜"つながりで

今朝の、朝日新聞『天声人語』に

 

「京都の桜守」庭師の佐野藤右衛門さんの

お話が載っていました。

 

2025.1.20 朝日新聞朝刊1面 「天声人語」より

 

 

佐野さん曰く

「桜を見るなら、好きな木を1本決めて

春夏秋冬、1年を通して見て欲しい」

とのこと。

 

春に花が散ると、若葉が幹を覆う。

夏の酷暑に耐え、秋には紅葉し

日が短くなる頃に、はらはらと落葉する。

 

その時には既に、次の花芽が生まれていて

堅い葉が、その芽を風雨から守る。

 

寒い冬には、成長を止め、

春の気配を知ると、蕾が膨らみ始める。

 

そんな姿を「笑いかけ」というそうです。

 

 

「桜のそういうところも見なければ、

花ばかりが桜じゃないのやから」

 

「京都の桜守」は

はんなりとした京言葉で語る。

 

 

 

さて、毎週月曜日は

テーマを限らずに

家づくりについてのお役立ち情報を

おおくりしています。

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

 

第32回【「高気密・高断熱住宅」と「薪ストーブ」の相性は!?】

 

というお話です。

 

 

 

先日参加した

『チルチンびと地域主義工務店』の研修会で

 

高気密・高断熱住宅と薪ストーブが

話題となりました。

 

薪ストーブは、かなりの高出力で

しかも、その操作性から

ある程度長時間、焚くことになります。

 

そんな薪ストーブを

高気密・高断熱の住宅に導入すると

確実にオーバーヒートしてしまう。

 

 

 

また、日中不在で薪ストーブを

焚いていない時間帯は

 

煙突から冷たい外の空気が逆流して

冷気の供給源になってしまう。

 

 

炎の揺らぎを楽しみながら

輻射熱に暖められる

 

なんとも言えないここち良さが

何ものにも替え難い、薪ストーブの魅力。

 

その薪ストーブと、高気密・高断熱住宅が

すこぶる相性が悪い。

 

 

薪ストーブの良い面だけに目を向け

 

本来活躍する場所はどんなところなのか

ということを考えないと

 

高価な買い物で、付けたは良いけど、

ほとんど火を入れることが無く

 

ただのお飾りになっちゃう

なんてことも実際にあるようです。

 

 

物事のもつ多様性を考察し

その物をどう使うべきなのかなど

 

ひろい目で見ることが

大切だと、考えさせられました。

 

 

 

 

今日は、

 

‟【高気密・高断熱住宅」と「薪ストーブ」の相性は!?】

家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第32回”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

として

物事の多面性に目を向けること

その大切さについて考えてみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

ホームページ

 

インスタグラム

 

にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

株式会社 蓮見工務店

代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

〒364-0005

埼玉県北本市本宿6-31

048-591-2707

info@hasumi.jp