【『制振ダンパー』の有効性について】 家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第27弾

「新建ハウジング」1/30号 制振ダンパーの記事より

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市 M邸 リビング(2022年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が803回目です。

 

 

昨夜遅く無事、

名古屋・岐阜出張から帰ってきました。

 

新幹線「のぞみ」だと

名古屋からは、あっという間ですね。

 

土曜日の見学会に向け

訪問先の住宅の

 

温熱データの最終まとめ作業を

始めたと思ったら、

いくらも進まないうちに

気が付くと、新横浜まで来てました。

 

せっかく、落ち着いて作業が出来るよう

グリーン車席を取ったのですが

思ったほど…、という感じです。

 

 

さて、毎週木曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”

~家族の安全を守る構造”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその27回目

【『制振ダンパー』の有効性について】

をおとどけします。

 

 

このブログで、度々紹介させていただく

業界紙『新建ハウジング』の

1月30日号の記事

 

"能登半島地震の地震波で振動台実験"

~制振ダンパーの有効性実証~

 

より、住友ゴム工業の制振装置

『MIRAIE Σ(ミライエシグマ)』による

 

京都大学防災研究所での

振動台実験についてのご紹介です。

 

 

 

実験は5.46m×3.64m×階高2.7mの

木造軸組工法2階建の試験体で

 

①耐力壁のみ

②耐力壁+1階にミライエΣを2基設置

 

の2体に対し

能登半島地震での珠洲市で観測された

地震波を2回入力し、

層間変形を計測するというもの。

 

 

①の耐力壁のみの試験体では

1回目=43.6㎜

2回目=248.1㎜

となって、安全限界を超えてしまいました。

 

一方

②の耐力壁+ミライエΣの試験体は

1回目=16.9㎜

2回目=18.9㎜

と、2回の加振でも安全限界を大きく下回り、

 

繰り返しの巨大地震に対し

かなり有効であろうことが確認されたとのこと。

 

 

熊本地震の際に

制振ダンパーを設置した住宅で

 

地震発生時に

「寝ていた子供が、目を覚まさなかった」

というエピソードが紹介されましたが

 

今回の実験では

それが不思議ではないと実証する

結果なのでしょうね。

 

 

「未曾有」「想定外」の事態が

頻発している昨今です。

 

住宅用の制振ダンパーは

1棟あたり50~70万円程度で

設置できる装置ですので

 

導入を検討されてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

今日は、

‟【『制振ダンパー』の有効性について】

家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第27弾”

というテーマで

実証実験でも有効性が確認された

住宅用制振ダンパーについての

ご紹介でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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