【名作『帝国ホテル中央玄関』を訪ねて】

『旧帝国ホテル中央玄関』吹抜ホール

 

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埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

こんなお家つくってます。

北本市 M邸 ダイニング(2022年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が804回目です。

 

今週火曜日・水曜日の2日間で

名古屋と岐阜に出張してきました。

 

目的は、リヴアースさんという

岐阜県の工務店さんの実作を

見学させていただくためでした。

 

 

 

 

愛知県内の2軒の住宅を

見学させていただきましたが

 

敷地の読み取り、配置計画、

プランニング

 

特に、窓の取り方

(光の入れ方や視線の誘導など)

 

計算尽くされた設計だと感じられ

とても参考になりました。

 

リヴアースさんのHPより

 

 

12日の午後からは

岐阜県犬山市にある『明治村』に行き

 

フランクロイド・ライト設計の

『旧・帝国ホテル中央玄関』を見学。

 

学生時代に学外演習で来て以来なので

約35年ぶりということになります。

 

 

 

初めて見たときの感想は

"想像していた規模よりもかなり小さい"

というものでした。

 

そして、細部まで行き届いた

ディテールの密度の高さに

圧倒されたのを覚えています。

 

名建築の多くは

画像から受けるイメージよりも

実際の建物は小さい

 

というパターンが多いと言われてますが

この建築も、まさにそれに当てはまる

名作だと思います。

 

 

今回は、設計実務に携わるものとして

空間構成や、光の入れ方といった

 

具体的な視点を意識しながら

見学させて貰いました。

 

 

先ず感じるのが、

鉛直・水平方向に

少しづつ壁面やフロアをずらして

空間の豊かさを演出している事。

 

そして、天井高をかなり抑えて

中央の吹抜空間の開放感を

より際立たせる構成になっています。

 

 

また、全ての入隅を透かしていて

決して大きな空間ではないのですが

 

まったく空間の詰まりを感じない

様々な工夫が施されています。

 

 

光の入れ方も絶妙で

玄関入口のエントランスホールは

意識的に光を絞って、

 

明るい中央吹抜空間との対比を

際立たせる配慮がなされたり

 

思わぬところに天窓が仕込んであって

その場所が、スーッと浮かび上がるような

印象を持たせたりしています。

 

 

素材やディテールなどは

とても住宅に採り入れ得られるものでは

ありませんが、

 

空間構成の考え方とか

計算された光の導入の仕方などの

 

建築のエッセンスは

是非参考にしたいと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、

【名作『帝国ホテル中央玄関』を訪ねて】

というテーマで

今週、研修で訪れた明治村で撮った

F.L.ライトの名作をご覧いただきました。

 

 

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思わず自慢したくなる

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これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

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