【『安住の家なき氷河期世代』に向けて】 家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第28弾
☝未婚率の高さも『就職氷河期世代』の特徴。 日経新聞 2/16 版より
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
鴻巣市 I邸 トイレ (2011年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が807回目です。
みなさん、『安眠の日』って
ご存じですか?
"8~9時間の睡眠時間を取って
しっかりと休みましょう!"
という日だそうです。
関東の一部地域???、で制定されてるそう。
総務省が発表する
『社会生活基本調査』で
関東圏の平均睡眠時間が、他の地域に比べ
短いことによるそうです。
さて、毎週火曜日は
“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”
~暮らしの安心のための予算”いろはのい”~
というのをテーマにブログをお届けしています。
今日はその第28弾
【『安住の家なき氷河期世代』に向けて】
をおとどけします。
一昨日、2月16日の日経新聞が一面で
「安住の家なき氷河期世代」
~所有率低下 40代は6割切る
物価高騰が追い打ち~
と報じています。
☝日経新聞 2/16 版より
かなりショッキングな見出しです。
就職氷河期世代とは
1990年代後半~2000年代前半に
社会に出た人たちを指すそうです。
年齢的に、40~50歳くらいの方で
全体で2,000万人を超えるとのこと。
大卒の就職率はバブル期に比べ
25%以上低かった年もあり
たとえ就職できても
年収の増加率は、他の世代に比べ
低く推移している状況です。
年収の低迷は婚姻にも影響し
男女の未婚率を30年前と比較すると
全世代の1~3%上昇に対し
40~50代は10~21%も上がっています。
結婚や出産の機会が訪れなかったことで
動機付けという意味でも
住宅購入の割合が低くなっている。
そうした厳しい状況の40~50代で
家庭を持った世帯や
単身でも、住宅購入を考えた人に
『アベノミクス』による
不動産価格の高騰と物価高が
追い打ちをかけました。
「将来的にも住宅を取得する意思はない」
とするひとが43%に上り
10年前よりも、約20%上昇し
他の世代との差が際立っています。
☝日経新聞 2/16 版より
持ち家はローンが終わる高齢期になれば
負担が無くなります。
一方、賃貸の場合
家賃負担は変わりません。
氷河期世代の先頭が65歳以上になる
15年後までに
住宅確保に配慮した施策が
不可欠となりそうです。
雰囲気として、
なんとなくは感じてましたが
こうしてデータが明確になると
改めて、氷河期世代の方たちの苦境が
浮き彫りになります。
空き家対策として、公的な助成を付けた
中古リノベ住宅のスキームとか
☝北海道で高性能リノベを数多く手掛ける㈱アルティザン建築工房さんの現場
高性能賃貸の集合住宅の
普及・促進といったことは
早急に手を付けないと
間に合わないタイミングになってます。
☝魅力的な高性能賃貸住宅を提供されている㈱夢・建築工房さん
蓮見工務店でも、そうした需要に
適切に対応出来るよう
しっかりとスキルを身に付けるべく
勉強していきたいと思います。
今日は、
‟【『安住の家なき氷河期世代』に向けて】
家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第28弾”
というテーマで
1990~2000年代に社会に出た
40~50代の方々の住宅事情と
今後についてのお話でした。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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