【80年前の悲劇『東京大空襲』の実態について】

一面の焼け野原。ここには人々の暮らしがあった筈。(朝日新聞より)

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

 

北本市 K邸 外観(2018年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が823回目です。

 

 

3月10日は

「東京大空襲」があった日なのですね。

 

今から、ちょうど80年前の

1945年(昭和20年)、

 

3月10日の未明に

アメリカ軍の大型爆撃機B-29約300機が

 

東京の下町を標的として

M69焼夷弾による無差別爆撃をした日。

 

東京都ではその日に因み

『東京都平和の日』と定め

 

午後2時から、黙祷を捧げる

ということになっています。

 

 

明日は3月11日は

「東日本大震災」が発生した日

ですし

 

今週は、過去を振り返り

足元を見つめ直すという

大切な期間にしたいと思います。

 

 

さて、毎週月曜日は

テーマを限らずに

家づくりについてのお役立ち情報を

おおくりしています。

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

 

ということではありますが、

 

折角ですので、もう少し

『東京大空襲』について

勉強してみたいと思います。

 

 

第一次世界大戦での

1千万人を超える犠牲者を減らすべく

 

当初、アメリカ軍の方針は

高高度からの精密爆撃によって、

 

効率よく軍事拠点を攻撃する

というものでした。

 

 

それが、夜間の

低空からの無差別爆撃という

方針転換になったのは

 

①B29の出発点であるマリアナ諸島から

日本本土まで2400㌔ほどあり

燃費の悪い高高度での飛行が非効率である。

 

②日本上空1万メートルの高高度には

ジェット気流が流れ、自由落下の爆弾では

命中率が悪い。

 

③そもそも日本の工業は、零細の町工場が

支えていて、大型拠点の攻撃を目的とする

精密爆撃は思ったほど成果が出ない。

 

④当時の日本軍はレーダーによる制空能力が

乏しく、夜間であれば低空からの爆撃にも

大きなリスクを伴わない。

 

という、理由だったようです。

 

朝日新聞より

 

結果として

夜間であれば目標視認か難しく

そこら中に散らばっている町工場が集中する

下町地区を中心に

 

低空からの無差別爆撃という

非人道的な作戦に繋がったのでした。

 

 

約10万人もの一般人を焼き尽くす

そんな、人としての感覚の麻痺が

 

5ヶ月後の、広島・長崎の悲劇へと

続いて行ったのかも知れません。

 

 

死者数:約10万人

負傷者数:40,918人

被災者:約100万人

焼失家屋:27万戸以上

焼失面積:約41㎢

 

参加爆撃機数:B29爆撃機328機

焼夷弾数:2千㌧以上

 

 

焼夷弾の重さは、2.8㌔/個

ですので、

 

70万個以上の焼夷弾が

2時間半ほどの時間内に

投下されたことになります。

 

つまり、1分間に5千個近い焼夷弾が

延々2時間半もの間

投下され続けたことになります。

 

 

また、焼失面積が約41㎢であることから

だいたい6.4㌔四方の広さになります。

 

すると、10m四方の土地に対して

まんべんなく2個の焼夷弾が

爆発したわけです。

 

あたり一面「火の海」だということが

想像に難くないかと思います。

 

東京新聞より

 

人は過ちを犯す生き物ですから

過去の惨劇から目を逸らさず

 

なるべく実態を分かり易く嚙み砕き

"自分事"にしていくことが

大切だと思います。

 

 

家づくりも、平和あってのもの

そう思い、今日は80年前に遡り

「東京大空襲」について

勉強してみました。

 

 

今日は、

 

‟【80年前の悲劇『東京大空襲』の実態について】”

 

というテーマで

3月10日未明から約2時間半

東京の下町を襲った

80年前の悲劇を辿ってみました。

 

 

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