【リノベーションで考えるべき温熱対策の優先順位とは】家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第42回
☝断熱リフォームを考える際は、優先順位を確認しましょう。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
鴻巣市 H邸 外観(2012年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が858回目です。
世間では、今日から
ゴールデンウィークの前半戦ですね。
予報では、今年のGWは
天候に恵まれそうなので
お出掛けなど
レジャーの計画にはもってこいの
連休になりそうですね。
昨日もお知らせしましたが
蓮見工務店のGWの休業予定は
前半が27日(日)~29(火)の3連休
後半は3日(土)~6(火)の4連休
とさせていただきます。
ということで、わたしは
GW中、普段手を付けられていない仕事に
集中しようと思っています。
なので、このブログも
アーカイブ週間として
過去に書いたブログの中から
もう一度読んでいただきたいものを厳選して
お贈りしたいと思います。
毎週土曜日は
“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”
~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはのい”~
をテーマにブログを書いていて
今日はその42回目
【リノベーションで考えるべき温熱対策の優先順位とは】
をおとどけします。
~2024年5月4日のブログより~
「松尾設計室」主宰の松尾和也さんの著書
『ホントは安いエコハウス』を参考に
とっつき易く
勉強出来たらなと思います。
限られたご予算と
住みながらのリフォームという
既存住宅ならではの制約の中で
どんな優先順位でリフォームするのが
費用対効果が高いのか
補助金活用なども考えながら
学んでみたいと思います。
まず、考えたいのが
①開口部(窓、玄関扉)対策です。
特に費用対効果が高く、手軽にできるのが
内窓(インナーサッシ)の設置です。
現在「先進的窓リノベ補助金」がありますので
一棟まるまる、内窓を設置しても
50~100万円で工事可能です。
次は、壁の内部の空気の移動を止める
②気流止めの設置です。
この対策もかなり有効で
寒い北海道あたりでは、断熱改修といえば
気流止めは必須という工事です。
壁の天井際を剥がしたりしますので
内装工事が伴います。
そして
③天井(屋根)断熱の強化です。
温暖化の進む今後は
夏の暑さ対策として
必須かもしれません。
天井裏に潜って貰って
グラスウールを敷き込むか
セルロースファイバーを吹き込むか
もしくは屋根裏面に30倍発泡の
ウレタンフォームを吹付けるか
いずれにしても、非破壊で
内装にも影響がないので
採用しやすい対策かと思います。
それから
④床下の断熱施工です。
こちらも屋根断熱工事と同様
発泡ウレタンの断熱材を吹付けるのが
現実的な対策だと思います。
ただ、床下に潜って
腹這い、背這いになっての施工なので
ノウハウと丁寧さが求められるため
業者の選定には
施工事例がどれほどあるかなどの
チェックが必要かと思います。
以上の対策をしたうえで
もしご予算に余裕があるとか
耐震改修工事も同時に行い
壁を剥がす必要があるということであれば
外壁の断熱改修も視野に入ってきます。
ただ、ほかの項目とくらべ
施工費がだいぶ嵩むことになりますので
要注意ではあります。
上記のような
建物の基本性能を向上させる
対策を施したうえで
・高効率な設備への更新
・太陽光発電設備の導入
ということも検討していただくのは
第4弾でお伝えした
新築工事の場合と同様になります。
今日は、
‟【リノベーションで考えるべき温熱対策の優先順位とは】
家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第42回”
というテーマで
ゴールデンウィークに
もう一度読んでいただきたい
《アーカイブ週間》として
昨年5月4日のブログを
ご紹介しました。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
〒364-0005
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