【ストーブ点けるなら、CO2濃度にご注意を!】
☝室内の二酸化炭素濃度も、健康への影響が少なくありません。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
川越市 K邸 玄関ホール(2003年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が766回目です。
正月三ヶ日の最終日は
曇りで肌寒い一日になりそうです。
夕方からのお湿りも期待されましたが
降雨の予報は無くなりました。
随分空気が乾燥していますので
火の元には、注意が必要です。
年末年始休暇中に仕事をする場合
事務所をエアコンで暖房するのは勿体ないと
机の傍らで、開放型の
石油ストーブを焚いています。
☝お気に入りの日本船舶のランプ型ストーブ。
点火前に400ppm前後だった
二酸化炭素(CO2)濃度が
一時間ほど換気しないでおくと
3,400ppmオーバーになってました。
室内のCO2濃度の基準が
1,000ppm以下となっていて
3,000ppmを超えてくると
眠くなったり、集中力が無くなる
などの弊害が出て来ます。
4,000ppm超で、めまいや倦怠感
8,000ppm以上になると
意識レベルの低下、全身の痙攣など
50,000ppmで呼吸困難に陥り
100,000ppmで意識消失に至る
一酸化炭素中毒に比べ
二酸化炭素の濃度は
あまり気にされることはありません。
でも実は、けっこう健康被害もあり
しかも、閉め切った部屋で
開放型ストーブや
灯油ファンヒーターなどを使うと
あっという間に
めまいや倦怠感を及ぼす
4,000~5,000ppmになってしまうのです。
換気すると、一瞬寒くはなりますが
少し我慢して貰って
30分~1時間に一回は
窓を開放するとか、レンジフードを回す
などで、空気を入れ替えるように
心掛けて下さい。
一般的なレンジフードは
400~500㎥/hの換気量があります。
30畳の大きめなLDKの室容量は
120㎥程度ですので
1時間毎に5~10分間程度
数か所窓を開け、レンジフードを回して貰えば
500ppmくらいまで
CO2濃度を下げることが出来ます。
お正月は、いつもよりも
人が多く集まる機会が増えますし
高気密住宅は
古い建物に比べて
すきま風も殆どありませんから
より一層、CO2濃度には
お気を付けください。
今日は、
‟【ストーブ点けるなら、CO2濃度にご注意を!】”
というテーマで
お正月にストーブを使用する際は
室内の二酸化炭素濃度が
急激に高くなるので
計画的な換気に心掛けて下さい
というお話でした。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
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“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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